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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第503回

業界に多大な影響を与えた現存メーカー サーバー事業が現役のIBM

2019年03月25日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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機能を増強したPOWER6+が登場

 ちなみに2009年にはやや機能を増強した(動作周波数は変わらない)POWER6+も追加されている。このPOWER6/POWER6+を搭載したのが、2007~2008年に登場したIBM System p 570からIBM POWER 595というエンタープライズ向けのラインナップで、プロセッサー数はSystem p 570で2プロセッサー~16プロセッサー、POWER 595で16~64プロセッサーとなっている。

 POWER 595は、当初System p 595という名称だったはずなのだが、発表時には名前が変わっていた。もっとも、System p5-595という、POWER5ベースの製品もあったので紛らわしかったのは事実で、それもあって名前が変わったのかもしれない。

 570~595はエンタープライズ向けであるが、エントリー向けにやはり2008年に投入されたのがIBM System p 520 Express(POWER 520 Express)~IBM System p 560 Express(POWER 560 Express)というラインナップで、こちらはプロセッサー数が1~8、コア数で言えば1~16コアとなっている。

 また2007年からはブレードサーバーであるBladeCenterシリーズにもPOWER6/6+を実装したJS12/22/23/43 Expressの4モデルがラインナップされている。

 話をPOWER6に戻すと、動作周波数を5GHzまで引き上げるという方法論にはやはり問題があった。というより、動作周波数ほどにはアプリケーション性能が上がらなかったらしい。それもあって次のPOWER7では、動作周波数はそこそこに抑える方向に舵を切る。

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