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究極のカスタムカー「S660 Neo Classic」はドヤの極地だ!

2019年03月29日 18時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●土屋勇人 モデル●ジャイアン鈴木、美環 車両協力●ホンダアクセス

提供: ホンダアクセス

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傷も愛着には欠かせない要素

鈴木 意外と愛着ポイントって傷だったりしません? なんとか目立たせないようにするんですが……。

美環 わかります! タンク部分が凹んだりするとパテで埋めて綺麗にしたりします。綺麗になった時に感動しますよね。

鈴木 傷がついた瞬間って3日ぐらい凹みますよね。

美環 気持ちが離れますよね。もういいかぁ、みたいな。

鈴木 以前、バイクが倒れて事故っちゃったんですが、結構フロントフォークやハンドルが曲がって。普通に修理をするのは悔しいから、ハンドルをセパハン(セパレートハンドル)にするというカスタマイズをしたんですよ。だから事故きっかけでカスタマイズというのもアリかなと。

美環 事故で傷が付いたついでに、全部塗装を剥がして塗り替えてしまう、という方もいらっしゃいますよね。そうやって手塩にかけたものに愛着が湧いてくると名前をつけたくなるんです。私のオートバイはトリコロールカラーなので、トリコちゃんと付けています(笑)

鈴木 今乗っているクルマには付けていないですが、前に乗っていたクルマはアルファロメオの「Mito」というクルマで、その時はミトちゃんと言っていました(笑)。すごく可愛くて、妻がドアを道路と歩道の段差に当てた時に、「あっ!」凄い声を出しちゃったんですよ。それに対して妻が怒りまして。なんていう声を出すの! って。

美環 今までに聞いたことがなかった声なんでしょうね……。

鈴木 妻を責めるつもりはまったくなかったんですけど(笑)、それだけ大事にしてたので、無意識に出ちゃったんでしょうね。

美環 他人に傷を付けられたら凄いショックですよね。自分がやった時は自己責任なので落ち込むだけですが。でも知人、まして奥さんだと責めるに責められないですよねえ……。モノに愛着が湧くと、こういうこともありますよね。

憧れていたものに近づきたい
それがカスタマイズの原動力になることも

鈴木 昔あこがれた車に近づけたい、というのは一種のカスタマイズだと思います。僕は昔「GTroman」という漫画が好きで、その漫画の中にS800が出てくるのですが、今回乗せてもらった「S660 Neo Classic」はすごくS800の雰囲気が出てて、いいなぁと思いました。自分で昔ながらのカスタマイズをしたクルマに乗るんだったら、漫画家の園田健一先生が監督を務めた「ライディング・ビーン」というアニメがあって、それに出てきた車に近づけたいとかありますね。オリジナルが一番いいんだけれど、それはハードルが高いから、ちょっとイメージを近づけよう、みたいな。

美環 男性が車を選ぶとき、憧れから入るのってありますよね。「頭文字D」が流行った時、86のドアに「藤原とうふ店」てステッカーを貼っている人も多かったですし。

鈴木 ありましたね。ASCII.jp編集部のスピーディー末岡なんて、「湾岸ミッドナイト」に影響されてRX-7(FC3S)を買ったらしいですから。

美環 憧れですと、パーツメーカーとかのステッカーを貼ると速くなった気分になるというのもありますね。うち、スポンサーがついています、みたいな。

鈴木 ステッカーチューンですね。気分がアガりますよね。それもまた立派なカスタマイズですからね。

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