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NTTドコモ九州支社など、新体感ゴルフラウンドシステムの実証実験を実施

2019年03月22日 15時45分更新

文● ラモス/ASCII

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 フジテレビジョン、カヌチャベイリゾート、NTTドコモ九州支社は3月22日、新体感ゴルフラウンドシステム「ジオスタGOLF」の実証実験を発表した。フジテレビジョンとNTTドコモが共同開発したシステムで、第5世代移動通信方式(5G)を活用した新たなスポーツ体験の創出に向けたもの。実験日は2019年3月23日で、場所は沖縄県のカヌチャゴルフコース。

 NTTドコモが2020年春に商用サービス開始をめざす、5Gの「高速大容量」や「低遅延」を活用。カヌチャゴルフコースのティーグラウンドに設置したカメラやゴルフ用弾道計測器の打球データを、リアルタイムで「ジオスタGOLF」サーバーに伝送する。CG化処理をし、ゴルフカートやクラブハウスのディスプレーに送信することで、ほかの組でプレーするゴルフコンペ参加者全員の打球を相互に確認可能。リアルタイムのドラコン競争など、複数組でプレーするゴルフコンペの新たな楽しみ方を実現するとのこと。

 ゴルフラウンド終了後、本実証実験で得られた打球データをレッスンプロと振り返ることもできる。実際にショットの講座を受けられる遠隔ゴルフレッスンも実施予定だという。

 今後3社はカヌチャゴルフコースなど全国のゴルフ場で、新たなゴルフラウンド体験を創出するシステム実現を目指すという。

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