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新車を買った情報2019 第8回

マツダ ロードスターRFとスタッドレスタイヤに感じる不安

2019年03月21日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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北海道のド定番「ブリザックVRX2」

 ところでスタッドレスはブリヂストンの「ブリザックVRX2」というものを履かせております。私、タイヤはミシュラン派でありまして、スタッドレスもミシュランを所望したのでありますが、後輪駆動だったらこっちの方がマシだろうということで、お店の人の意見に従ったものです。

 このタイヤ、氷雪路の性能に定評があるそうで、北海道ではダントツにシェアも高い。ひねくれ者の私としては、だったら余計によその銘柄を履きたところですが、モデルチェンジのたびに性能の上がるスタッドレスは、発売時期の新しいものほど良い。このVRX2は2017年末発売の新しいタイヤである。そう言われますと、まあ郷に入れば郷に従えになるんであります。

インチダウンで安く上げる

 問題はお値段なんですねえ。ロードスターRFは標準装着タイヤが17インチで、スポーツカーらしく205/45という低偏平率の幅広タイヤを履いている。これがお高いんであります。

 そこでインチダウンという手を使いました。タイヤやホイールは、径が小さくなるほど安くなる。だから外形寸法を変えずに、径を小さくすれば、同じ銘柄でも安いタイヤ、安いホイールが選べるわけです。

 価格以外にもメリットはありまして、偏平率が上がってタイヤが厚くなりますから、乗り心地は良くなる。タイヤの幅も細くなりますから、轍でハンドルも取られにくい。単位面積当たりの荷重が増すので、氷雪路では滑りにくいとも言われております。

 ただし、ブレーキキャリパーがホイール中に収まらないといけませんので、無制限に小さくもできない。私のロードスターRFはVSグレードで、キャリパーは標準品。これには15インチホイールがギリギリ履けるそうで、レイズの「TE37 Sonic」という15インチホイールを合わせてもらいました。

 ホイールのデザインやサイズで見た目の印象もガラッと変わるので、気にされる方も多いと思いますが、こんな感じであります。

 TE37というと、昔から走り屋御用達。しかもブロンズカラーときたらド定番なわけで、特に走り屋でもなんでもない私のような者がこんなものを使っていいのか。そんな気もしましたが、内装色とも合っているようで満足であります。

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