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ミキラボ 子どもと一緒に楽しむ3分科学第25回

女子小学生が理系に進みにくい理由

2019年03月25日 10時00分更新

文● 五十嵐美樹

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仲間とオリジナル教材を開発

 これまで自分自身がワークショップで使ってきた教材(冒頭写真のもの)を、同じ意識を持つ理工学部出身の仲間と協力し、デザインを改良しました。現在もSTEMee(ステミ―)という名前で開発を進めています。

 オリジナル教材のデザインするときには、以下の要素を盛り込みました。ひとつは3Dのものを組み立てる要素です。

 大学でのCADを使った授業の際に、3D空間把握において仲間も私も最初は苦手意識を持っていたことから、3Dのものを組み立てる要素を盛り込みました。

組み立てるブロックの写真

 もうひとつは電気回路を組んで動く要素です。エンジニア時代に、自分が思い描いて作ったものが動いた瞬間に感動したので、ブロックの組み立てだけではなく“動く”というアウトプットを盛り込みました。

 最後はスパイを追いかけるストーリーの要素。昔セーラームーンが大好きで、主人公になりきっていたことを思い出し、ものづくりに興味がない可能性がある子どもたちもエンジニアになりきれるように、導入にはオリジナルのストーリーを入れました。

 ストーリーは、作ったものが社会に実装されて誰かのためになるときに、どのようなものづくりの視点が必要になるのかを考えるきっかけにしたい、という想いと組み合わせて“みんなのためにスパイを追いかけるための乗りものを作る”にしました。

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