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最新パーツ性能チェック ― 第255回

さらば、有線ギガビットLAN!

Wi-Fi 6こと11ax対応ルーター「RT-AX88U」で自宅PCの無線化を決意

2019年03月26日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ

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USBストレージ機能で比べてみる

 続いて、ルーターに接続した外付けHDDやSSDをNASのように使う「USBストレージ機能」を試してみます。一応トレンドの機能なのですが、ルーターによって速度はまちまちで、個人的にはいまいち使いものになるかどうかわからない機能だと思っています。

 テストはストレージ自体の速度で頭打ちにならないように、順次転送速度が毎秒430MB超のSamsung製ポータブルSSD「T1」(1TB、USB 3.0接続)を使用。

USB 3.0接続ポータブルSSD「T1」のCrystalDiskMark 6.0.2の結果。

 動画ファイルはPA-WG2600HPのフォーマット形式がFAT32までで1個あたり最大2GBの容量制限があったので、約1.74GBのファイルで検証しました。ちなみに、RT-AX88UではFATのほか、NTFSやHFSも選べるので汎用性においても好印象。

RT-AX88UではUSBストレージのフォーマット形式がいろいろ選べます。Windows環境で1個2GB以上のファイルを扱う場合はNTFSに。

 それではまずPCその1を有線LAN接続した場合から。

PCその1を有線LAN接続し、USBストレージにアクセスした場合。

 RT-AX88Uは毎秒70~90MB(=560~720Mbps)ほどで、PA-WG2600HPは毎秒10~25MB(80~200Mbps)程度とだいぶ差がつきました。続いて、PCその1をワイヤレス化した場合。

PCその1を無線LAN接続し、USBストレージにアクセスした場合。

 PA-WG2600HPはPCその1からデータを転送する際に毎秒6~10MB(=48~80Mbps)と有線LAN接続時よりも急激に下がりました。その逆は有線LAN接続時と同等だったものの、RT-AX88Uは毎秒35~60Mbps(=280~480Mbps)と比べるとだいぶ遅く、正直これなら使いたくないレベルです。

 続いて、PCその2を有線LAN接続した場合です。

PCその2を有線LAN接続し、USBストレージにアクセスした場合。

 ほぼPCその1の有線LAN接続ケースと変わりませんでした。PA-WG2600HPで作成したLAN内アクセスUSBストレージのほうが圧倒的に遅く、特に書き込み時における遅さは異常でRT-AX88Uの約7倍もかかっております。続いて、PCその2をワイヤレス化した場合。

PCその2を無線LAN接続し、USBストレージにアクセスした場合。

 こちらは11acの4×4接続の恩恵か、PCその1の無線LAN接続時と比べて、それぞれ若干速くなっていました。とはいえ、やはりUSBストレージが足を引っ張る傾向は変わりません。RT-AX88UのUSBストレージ機能はPA-WG2600HPのそれと比べて、かなり優秀であることがわかりました。

 まあもっとも、速度に直すとRT-AX88UのUSBストレージ機能では有線で毎秒74~97(=592~776Mbps)、無線で毎秒52~77MB(=416~616Mbps)程度なので、使用するストレージはSSDではなく、HDDで十分そうですけど。

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