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最新パーツ性能チェック ― 第255回

さらば、有線ギガビットLAN!

Wi-Fi 6こと11ax対応ルーター「RT-AX88U」で自宅PCの無線化を決意

2019年03月26日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ

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LAN内のデスクトップPC間でデータ転送速度を比較

 無事ワイヤレス化できたところで、LAN内のデスクトップPC間でデータを移動したときの速度を比べてみました。比較対象は以前の住まいで使っていたNECプラットフォームズ「Aterm PA-WG2600HP」(11ac、4×4、最大1733Mbps)。ボディー内蔵型の「μSRアンテナ」でコンパクトなところが気に入って購入したものですが、アンテナの電波強度は明らかにRT-AX88Uに劣るはず。

以前使っていたルーター「Aterm PA-WG2600HP」。

 テストは動画ファイル(約2.69GB)を転送した経過時間を3回手動計測し、最も高速だったときの結果を掲載します。まずはデスクトップPCその1&2をギガビットLANで有線接続した場合からご紹介しましょう。

PCその1&2をギガビットLANで有線LAN接続した場合。

 まあ当たり前ですが、さすがに有線LAN接続ではいずれのルーターでも差がつきませんでした。転送速度は毎秒108MB程度(=864Mbps)だったので、ギガビットLANの実行スループットとして妥当です。続いて、PCその1(11ac、2×2、最大866.7Mbps)のみワイヤレスで接続した場合です。

PCその1を無線LAN、その2を有線LANで接続した場合。

 PCその1からその2へ転送した場合は約3秒、その逆は約9秒ほどRT-AX88Uのほうが速かったです。どちらのルーターも規格やMU-MIMOは11ac 2×2接続がボトルネックになるので、純粋に装備しているアンテナの電波強度の差が出たものと思われます。次は、PCその1は有線LANに戻し、PCその2(11ac、4×4、最大2167Mbps、NitroQAM対応)のみワイヤレス化してみました。

PCその1を有線LAN、その2を無線LANで接続した場合。

 いずれのルーターでもほぼ有線LANどうしで接続したときと同等の速度になりました。RT-AX88Uは最大2167Mbps(4×4、NitroQAM対応)、PA-WG2600HPは最大1733Mbps(4×4)なので対応規格の差が出るかと思いきや、ほぼ変わりませんでした。NitroQAMによる変調の効果がうまく現われなかったテストだったのかもしれません。

 それではいよいよ、PCその1&その2を両方ワイヤレス化した場合の結果です。

PCその1&その2を無線LANで接続した場合。

 さすがに有線LAN接続時と比べると大きく速度を落とし、アンテナの電波強度で有利なRT-AX88Uでも毎秒42MB(=336Mbps)程度になりました。とはいえPA-WG2600HPとの差は大きく、無線LAN接続するPCを複数台運用するならRT-AX88Uは有用な選択肢だということが確認できました。

 実行スループットで300Mbpsを超えていれば、動画ストリーミング利用でも余裕でしょう。LAN内に動画アーカイブ専用PCやNASを置きたくなってきますね。

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