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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」第252回

新しい形の“未来のお金”は日本でも社会を変えるのか?

2019年03月14日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

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まだまだ混迷化が進む
日本のキャッシュレス決済とポイントサービス

 本連載でも、日本のポイントカード武装や電子マネーの話にも何回か触れてきました。それとは別に、この話題は友人や出会う人に色々とお話をうかがうようにしています。

「Next Generation Bank and Beyond」というイベントで中国やインドにおけるキャッシュレス決済から始まった社会の変化を知りました

 自分の近所のポイントカード事情を鑑みて、1種類のメインを決める方法、楽天経済圏に入る人、取りあえず全部集めて航空会社のマイルにつぎ込む人、そして買う店を決めないから一切集めない人、ポイント還元率(と年会費)でトクするクレジットカードを持つ人……。今のところ、だいたい5つのパターンに分かれています。

 いずれのパターンにも、その行動を選ぶ理由の根底には「面倒くさい」という問題が隠れていますし、そう言われれば筆者もうなずかざるを得ません。「ポイントカードって財布がかさばる」「お会計がスマートじゃない」「ポイントカードの有無を聞かれる会話が無駄」「使える店かどうかがわからない」「オトクの価値が店によって違う」など……。

 確かに、店頭に貼ってある利用できる決済の案内シールもどんどん巨大化し、そこに印刷されているロゴは小さくなっています。「ああ、いつものパターンね」と思っていたら、それでも自分が集めているポイントが使えなかった、なんてこともあるのです。

 個人的には、ポンタが現状最もユーザーの利便性を考えているポイントカードだと思います。Apple PayにiDかQUICPay、Suicaのいずいれかをセットしておくと、iPhoneをかざして決済すると同時にポンタカードが読み込まれる仕組みになっています。すでに「かさばる」「会計のスマートさ」という問題は解消されています。しかしこれは意外と知られていなかったりしていて、Appleもポンタももうちょっと知ってもらう努力が必要かもしれません。

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