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ブーム再燃の超小型PC「Radiant SPX2700A300A」

Ryzen G搭載超小型でゲームも遊べる! サイコム流DeskMiniを触る

2019年03月09日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

提供: サイコム

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 続いてSSDについて見ていこう。こちらは性能と同じく「CrystalDiskMark」を使ってシーケンシャルからランダムまですべてのテストを実行し、その間の温度変化をチェックすることにした。

 標準構成ではヒートシンクがない状況なので、そこから温度変化を見てみよう。

シーケンシャルでも温度は上昇しているが、「4KiB Q8T8」のテストが最も重いのか、ここで最大温度となる61℃を記録していた

 アイドル時は50℃を切るくらいだが、CrystalDiskMarkを実行すると温度が上昇し、最大61℃まで上がっていた。高速なSSDとしては温度は低いほうで、速度低下を気にすることなく使える範囲だが、これは今がまだ冬場だからというのが大きい。室温が高くなればそのぶん上昇しやすくなるだけに、どこまで上がるのか不安がある。

 続いてヒートシンクを付けた場合のグラフを見てみよう。

負荷がかかると温度が上がるというのは同じだが、その変化が緩やかになっているのがわかる。最大温度も56℃と低下していた

 アイドル時は50℃を切る程度というのは変わらないが、ピーク時でも温度が56℃までしか上昇していない。しかもグラフを見る限り温度は安定しており、これ以上の上昇はないように読み取れる。これなら、高負荷が長時間続くような大容量ファイルのコピーなどでも安心して使えるだろう。高温時のストレージ性能の低下が気になるという人なら、ヒートシンクの装着はかなり効果があるだけにオススメだ。

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