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ブーム再燃の超小型PC「Radiant SPX2700A300A」

Ryzen G搭載超小型でゲームも遊べる! サイコム流DeskMiniを触る

2019年03月09日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

提供: サイコム

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 側面の防塵フィルターはサイコムが独自に添付しているもの。ケースのメッシュがやや大きめとなっており、通気性はいいものの、そのぶんホコリなどが入りやすくなっている。ディスプレーの裏や机の片隅など、ホコリが多くなりそうな場所に設置するのであれば、装着して利用したい。なお、固定はマグネットとなっているので着脱は簡単で、手早く掃除できる。

防塵フィルターはマグネットでケースに貼り付けるタイプ。掃除も簡単だ。ホコリよりも通気性を気にするなら、外したまま使っても問題ない

 少し脱線するが、実はこれ、自作PCファンの間で人気が高まっているASRockのベアボーンキット「DeskMini A300」を使ったPCだ。ベアボーンキットとは、ケースとマザーボード、電源などがセットになっている半組み立て状態のPCのことで、これにCPUとメモリー、そしてストレージを装着すればPCとして完成する。

 ストレージやメモリーの増設、CPUの換装をしたことがあるといった人であれば自分で組み立てられるものの、自作PCはまったくの初心者で、ストレージの種類もよくわからないという人にとっては難しいのも事実だ。なんとか組み立てられたとしても、次はOSのインストールが待っているし、万が一動かなければ誰も頼れず自力で解決しなければならないという不安がある。

 こういった初心者でも手軽に完成された小型PCを手に入れられるという意味で、BTOパソコンを専門とするサイコムから登場してくれたのは、ありがたいといえるだろう。

 さて、話を元に戻そう。「Radiant SPX2700A300A」の特長はその小ささにあるが、BTOオプションが豊富だという点も見逃せないポイントだ。例えばCPUであれば「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」が選べるし、メモリーも4GBから16GBまで選択可能。さらに、メインストレージとサブストレージの2つのストレージを搭載できたり、前述のようにWi-Fi機能の内蔵までできるなど、自分でパーツを集めて組み立てるのと遜色ないほどバラエティに富んでいる。

BTOメニューの中では、とくにストレージの種類や容量が豊富なのがサイコムの特長。2.5インチHDDからPCIe接続のM.2 SSDまで、自由に選べるのが魅力だ

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