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ブーム再燃の超小型PC「Radiant SPX2700A300A」

Ryzen G搭載超小型でゲームも遊べる! サイコム流DeskMiniを触る

2019年03月09日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

提供: サイコム

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 BTOパソコンといえばタワー型の高性能モデルという印象が強く、実際、そういったモデルが多いのも事実だ。しかし、省スペースモデルがないのかといえばそうではない。サイコムでは「Radiant」シリーズを用意し、「小さくても高機能なPCが欲しい!」という要望に応えてくれている。

 このRadiantシリーズの中でもとくに注目したいのが、mini-ITXよりも小さなフォームファクターとなる「mini-STX」を採用したシリーズだ。以前はIntelモデルしかラインナップされていなかったが、AMDのRyzen Gに対応したモデルとして「Radiant SPX2700A300A」が新登場。この超小型PCを借りることができたので、気になる中身や性能をチェックしていこう。

人気のベアボーンキットを使ったサイコムらしい作りの1台

 本体サイズは約80×155×155mmで、体積は1.92L。数値でいわれてもサイズ感がわかりにくいので身の回りのもので例えると、ティッシュ箱くらいと考えてもらえればわかりやすいだろう。この小さなボディに高い処理性能とグラフィック性能を備えたAMDのRyzen Gを搭載し、実用性の高いPCとして完成させたのが「Radiant SPX2700A300A」だ。

本体サイズはティッシュ箱程度。よくあるスリムデスクトップPCと比べてもサイズはかなり小さく、本当にPCなのか疑ってしまうレベルだ

 さすがに小型PCということもあって、インターフェースは必要最小限に近い。主要なものを挙げてみると、前面にUSB Type-CとType-A、背面にUSB3.0、USB2.0、ギガビットLAN、DisplayPort、HDMI、D-Sub15ピンといったものだ。マイク入力やヘッドホン出力といった音声関係が前面に装備されているため、手早く着脱できるのは便利に感じた。

 また、ディスプレー出力に関しては3出力同時利用が可能で、トリプルディスプレーで利用できるというのが面白い。最近ではD-Sub15ピンのアナログ入力のない液晶ディスプレーも多いが、少し古い液晶ディスプレーを再利用して画面を広くできるというのは強みだろう。

DisplayPort、HDMI、D-Sub15ピンの3つのディスプレー出力を装備。3画面同時出力にも対応している

 BTOでのオプションとなってしまうが、Wi-Fi機能を内蔵できるというのもうれしいところ。家の中でLANケーブルを引き回すのが難しいという場合でも、手軽にLANへ接続できるようになる。価格も2440円と安く、また同時にBluetooth機能も追加できるとあって、よほどのことがない限り追加しておくのがオススメだ。

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