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HUAWEI MateBook 13 ロードテスト ― 第1回

10万円を切るコスパで注目の最新ノートを短期集中ロードテスト

ファーウェイ「HUAWEI Matebook 13」は大画面とモビリティを備えたWindows機

2019年03月14日 11時00分更新

文● 小山安博 編集● ASCII編集部

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PR:ファーウェイ・ジャパン

 ファーウェイの新製品「HUAWEI MateBook 13」は、多くのユーザーにとって必要な機能をふんだんに盛り込んだノートPCだ。会社のデスクと営業先の企業でのプレゼン、出先のカフェでの合間仕事といった、アクティブに活動する社会人や、自宅ではゲームや動画視聴、学校ではレポート作成に忙しい大学生など、幅広いユーザーにぜひ注目してもらいたい機能が満載なのだ。

 本記事では、短期集中のロードテストを通し、複数回にわたってHUAWEI MateBook13の魅力を徹底解剖していく。第1回となる今回は、実機を手にしてのファーストインプレッションをお届けするが、原稿執筆までに日本発売モデルの手配が間に合わず、英語キーボードモデルを使用してのレポートとなることをお断りしておく。基本的なコンセプトは日本発売モデルも変わらないのだが、外観的には、ボディカラーが日本では未発売のミスティックシルバーかつ英語キーボードになる。日本語キーボードモデルは、もう少しトーンの落ちたスペースグレイモデルとなっている。

日本版の「HUAWEI MateBook 13」。今回試用しているモデルより落ち着いた風合いのスペースグレーカラーになっている

アスペクト比3:2で縦方向を有効に使えるディスプレーと
コンパクトなフットプリント

 HUAWEI MateBook 13は、13型のIPS液晶を搭載したクラムシェル型のノートPC。ディスプレーはアスペクト比3:2、2160×1440ドットの解像度となっており、1000:1のコントラスト比やsRGB100%の色域と、充実したディスプレースペックを備えている。

 最近のノートPCは、16:9のアスペクト比を備えるディスプレーが多いが、3:2になると、それより縦方向が長い。これなら、アプリケーションの画面を2つ並べたときに縦に広く使えるという利点がある。

 例えばドキュメント作成時にWebサイトを参考にしつつテキスト入力をしようとした場合、縦長に表示できるので見通しがいい。スマートフォンで縦長表示に慣れているというのもあるかもしれないが、2つのアプリを並べて使っていて違和感がないのだ。それでいて13型と十分な画面サイズがあるので、使っていて狭い感じもしないので快適。

3:2比率のディスプレーは、縦方向を有効に使え作業が快適!

 13型という画面サイズにもかかわらず、フットプリントの小ささも特筆すべき点。本体サイズは約286(W)×約211(D)×約14.9(D)㎜、約1.28㎏で、13型クラスとしてはコンパクトにまとめられている。

 その秘密は「フルビューディスプレイ」だ。左右ぎりぎりまでディスプレーが広げられており、ベゼル幅は最小約4.4㎜。上部はWebカメラを搭載するため、横ベゼルに比べやや太くなっているが、それでも本体に対する画面占有率は88%。他社と比べても広い画面占有率となっており、これが本体のコンパクトさにつながっている。

 フットプリントがコンパクトだと、カフェでの仕事がはかどる。狭いテーブルでもコーヒーとPCを並べて置けるので、快適に作業ができるわけだ。資料を並べながら作業する場合も、フットプリントが小さければ使うスペースが最小限で済む。

 14.9㎜という薄さもうれしいポイント。大ぶりのPCバッグを使わなくても、普段使いのバッグにも収まりがいい。約1.28㎏という重さは決して最軽量ではないが、持ち運びが難しいことはない。側面の角をとったデザインは手に持った時のフィット感がよく、小脇に抱えて持ち運ぶときにも安定する。

 素材はメタルを使っており、ややひんやりした手触りには高級感を感じる。ダイヤモンドカットが施されているので、全体的にハイエンド端末にも引けを取らない外観を実現しているのもポイントが高い。

Officeプリインストールモデルも用意

 コンパクトで薄型、でも大画面。とはいえ、大事なのはパフォーマンスだ。作業のたびに待たされるような低パフォーマンスのPCだと、生産性を高めるのも難しい。そこでHUAWEI MateBook 13に搭載されたのが、インテルの最新CPUである第8世代Core i5/i7プロセッサだ。第7世代に対して約40%の高速化が図られているという。

 今回は英語キーボード版ということで各種ベンチマークテストは、日本版のサンプル機が用意できる次回以降に譲ることにするが、製品スペックについては、発表されている日本版のものについて言及していく。

 搭載されているのは第8世代インテル® Core™ i7-8565U プロセッサーまたは第8世代インテル® Core™ i5-8265U プロセッサーで、Core i7だとクロック周波数は最大4.6GHz、Core i5でも同3.9GHzとなっており、かなり重い作業も快適にこなすことができる。

 Officeは当然として、画像処理や動画編集のような作業もこなせるレベルであり、PC作業が停滞することがない。最近は、Webサイトの閲覧だけでもそれなりのパワーが必要なため、ハイパフォーマンスというのは日常の利用でも地味に効いてくるものだ。

 さらに、特に日本のユーザーにとってうれしいのがOffice搭載モデルも用意されているという点。Office Home & Business 2019がプリインストールされているモデルを選択すれば、購入してすぐにOfficeを利用可能だ。

 法人利用だとまだプリインストール版が喜ばれるし、個人利用でたまに使う程度であっても、必要であればプリインストール版のほうがお得なので、そうした点にも配慮されているのはうれしいところだ。

フルHD動画を連続10時間視聴可能なバッテリー

 HUAWEI MateBook 13はモバイルに適したコンパクトで軽量なノートPCなので、気になるのがバッテリーの持ち具合。ハイパフォーマンスで使っていたら2時間も持たずに使えなくなる、というのでは、モバイルPCとは言えないだろう。

 その点、HUAWEI MateBook 13はきっちりと対応している。バッテリー駆動時間はJEITA 2.0基準で約14.7時間。1080PのフルHD動画の連続視聴だと約10.1時間、Web閲覧であれば約7.3時間という長時間駆動を実現している。

 これだけのバッテリー駆動時間があれば、一日出歩くようなビジネスマンでも、一度も充電することなく使い続けられるだろう。気兼ねなくPCを使えるので、作業効率もあがる。

 それでもバッテリーが足りなくなる可能性はある。そこで見逃せないのが、付属のACアダプターによる急速充電だ。15分間充電すると約2.5時間の使用が可能になるため、食後のコーヒーの間にちょっと充電する、会社に短時間戻っている間に充電する、といった合間の充電でまた安心して使い続けられるのだ。こうした安心感はモバイルにおいて大事なポイントだ。気兼ねなくハイパフォーマンスを満喫できる。

急速充電に対応した付属のACアダプター

 本体に用意されたインターフェースはUSB Type-Cが左右に1基ずつ、計2基のみとなっているが、左側面に用意されたType-CコネクターがUSB Power Delivalyに対応しており、ACアダプターからの充電もこのコネクターを利用して行う仕様になっている。

本体右サイドのTyep-Cはデータ転送とDisplay Portに利用可能
本体左サイズのType-Cは、データ転送とUSB Power Delivalyによる充電に対応している

 本体に設けられたインターフェースがType-Cコネクターが2基のみということに不安を感じる方もいるかもしれないが、本機にはこのType-Cポートに接続して使える拡張ドック「HUAWEI MateDock 2」が標準で付属している。このドックには、HDMI、VGA、USB Type-A、USB Type-Cコネクタが各1基ずつ用意され、拡張性に関しても十分確保されている。

本体に同梱されているHUAWEI MateDock 2

10万円を切るコストパフォーマンスが魅力

 大画面、コンパクト、ハイパフォーマンス。これらを全て備えるPCは、確かに高額な商品が多い。高い値段を払えば最大限の満足が得られるかもしれないが、コストも大事なポイントだ。

 その点、HUAWEI MateBook 13の価格は、市場想定価格でCore i5モデルで9万9880円と、税抜ながら10万円を切る値段を実現した。Core i7モデルは12万9880円で、それぞれOfficeプリインストールモデルは2万3000円プラスだ。

 10万円であれば、学生でもどうにか手の届く範囲だし、社会人であれば無理なく購入できるだろう。自宅のサブマシンとしてのチョイスもありだろう。企業であれば法人販売もあり、カラーバリエーションも用意されているので、社内向けの一括購入という選択の候補にもなりそうだ。

 HUAWEI MateBook 13が優秀なのは、比較的手の届きやすい安価な価格ながら、必要な機能をしっかりと盛り込んで、デザイン性や使いやすさといった配慮も抑えている点だ。

 価格とパフォーマンス、持ち運びやすさは相反することが多いが、これを高い次元で達成したHUAWEI MateBook 13は、完成度の高いノートPCとしてお勧めできる。

  WRT29CH78
CNCNNUA
WRT29CH78
CNC9NUA
WRT19AH58
BNCNNUA
WRT19AH58
BNC9NUA
CPU 第8世代Core i7-8565U
(1.8GHz、最大4.6GHz)
第8世代Core i5-8265U
(1.6GHz、最大3.9GHz)
OS Windows 10 Home(64bit)
サイズ(本体) 約286(W)×約211(D)×約14.9(H)mm
ディスプレー 13型IPS液晶(2160×1440ドット、200ppi)
コントラスト比1000:1、輝度300nit、sRGB 100%
メモリー LPDDR8 8GB 2133MHz
グラフィックス Intel UHD Graphics 620
サウンド Dolby Atmos、ステレオスピーカー
セキュリティー 電源ボタン一体型指紋センサー
ストレージ 512GB PCIe SSD 256GB PCIe SSD
重量 約1.28kg
インターフェース USB Type-C×2(左:充電とデータ転送、右:DisplayPortとデータ転送)、ヘッドフォン
インターフェース
(MateDock 2)
USB Type-A、USB Type-C、HDMI、VGA
インカメラ 約100万画素
ワイヤレス IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2×2 MIMO)、Bluetooth 5.0
バッテリー
駆動時間
約14.7時間(JEITA 2.0基準)
本体カラー スペースグレー
キーボード 日本語キーボード
Office Microsoft Office
Home & Business 2019
Microsoft Office
Home & Business 2019
市場想定価格 12万9880円
(税抜)
15万2880円
(税抜)
9万9880円
(税抜)
12万2880円
(税抜)
発売日 3月下旬予定 3月15日(金)
付属品 ACアダプター、USB Type-Cケーブル、HUAWEI MateDock 2、クイックスタートガイドなど

今なら3年保証!HUAWEI MateBook 13 発売記念
メーカー保証期間アップグレードキャンペーン!

 ファーウェイでは、HUAWEI Matebook 13の発売を記念し、発売日から期間限定でメーカー保証期間アップグレードキャンペーンを実施する。

 キャンペーン期間中にHUAWEI Matebook 13を購入し、メールで応募すると、通常1年間のメーカー保証がもれなく3年間に延長される。

・HUAWEI MateBook 13購入の期限:2019年5月15日(水)まで
キャンペーン応募の期限:2019年5月31日(金)まで(※当日受信分のみ有効)

 詳しくは、キャンペーンサイトまで。

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