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iPadとは雲泥の差のなめらかな手書きをQualitで

憧れのiPad Pro(第2世代)を6万5000円で手に入れる

2019年03月25日 11時00分更新

文● ASCII編集部

提供: 横河レンタ・リース

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①製品名:iPad Pro 12.9インチ(MQDA2J/A) ②製品のグレード:【Bランク】小~中程度のキズなどや使用感があるレンタルアップ品。動作良好 ③当該製品の予定売価:参考価格7万200円(税抜6万5000円)

 横河レンタ・リースが運営しているQualitは、レンタル返却品を「リファービッシュ」(清掃、外観チェック、動作・機能検査)して「リフレッシュPC」として販売している。本サービスについては「中古PC市場価格より2割も安くて高品質「Qualit」のリフレッシュPC」で詳しく紹介しているが、品質の高い製品を、中古市場価格より、およそ1~2割程度安い価格で購入できるというコストパフォーマンスから注目を集めている。

垂涎のプロ仕様iPad

 Qualitでは製品の状態によって「超美品」、「美品」、「Bランク」、「Cランク」などとランク付けされているが、今回はあえてちょっと程度が下のBランクの「iPad Pro 12.9インチ(MQDA2J/A)」を借用した。Bランク製品の外観はどのような状態なのか、そして2017年発売のiPad Proがどの程度のパフォーマンスを備えているのかチェックしてみよう!

 今回横河レンタ・リースより借用した12.9インチiPad Proの型番は「MQDA2J/A」。2017年6月に発売された第2世代モデルなので、わずか1年と9ヵ月落ちのレンタル返却品ということになる。

 プロセッサーは6コアのCPUと12コアのGPUを搭載する「Apple A10X」。メモリーは4GB、ストレージは64GBを搭載している。

 本モデルの注目ポイントはディスプレー。12.9インチ、2732×2048ドットの「Retinaディスプレイ」には、最大120Hzのリフレッシュレートで駆動する「ProMotionテクノロジー」が採用されている。リフレッシュレートとは1秒間に画面を書き換える回数のことで、この数値が大きいほど画面が滑らかに表示される。ちなみに一般的なディスプレーは60Hzで、2018年11月に発売された最新のiPad Proでも最大120Hz。つまり、今回のモデルは画面の滑らかさという点では最新モデルと同等というわけだ。

 ただし、本体サイズ/重量は第2世代が220.6×305.7×6.9 mm/約677g、第3世代が214.9×280.6×5.9mm/約631gと若干の開きがある(どちらもWi-Fiモデル)重量差は約46gなので持ち比べてもわからないレベルだが、サイズ差には留意しておこう。。実際に手に持ってみると、そのサイズはタブレットとしてはかなり大きめ。実際、ディスプレーサイズは13型のノートと大差ないので、どこにでも持ち運んで使う、というよりは、持ち運びもできるノートPC代わりにもなるタブレットというくらいの認識でいたほうが間違いがない。

 それではQualitのリフレッシュPCに話を戻そう。12.9インチiPad Proは、2層に分かれた横河レンタ・リース独自開発の梱包箱に収められていた。タブレット本体はしっかりとエアーキャップで保護されており、充電器と充電ケーブルは付属品入れに収納されている。これなら輸送時に不意の事故などで大きく揺さぶられたとしても、なかで暴れた充電器がタブレット本体にダメージを与える心配はない。

横河レンタ・リース独自開発の梱包箱は、側面部を織り込むことで衝撃に強い構造となっている。梱包箱を落としてしまったとしても、中身にダメージは及ばなそうだ

Qualitの「B」ランク品はどの程度か?

 さて肝心の外装の状態だが、今回は「Bランク」ということで、細かく見ていくと軽微なへこみやキズがいくつかあった。具体的には下に掲載した写真でご覧いただきたい。これは推測だが、おそらく落としたというよりは、なにかにぶつけて付いたキズのようだ。

 iPadはリサイクル効率の高いアルミニウムボディーが採用されているため、ケースを装着しないで使っていればそれなりに細かなキズが入ってしまう。しかし、今回のBランクのiPad Proに入っている程度のへこみ、キズは、機能や性能にはまったく影響はない。最初からキズが入っているiPad Proなら新たにキズついても心理的なダメージは少ない。ポジティブに考えれば、あえてケースを装着せずに、ラフに、そして軽快に活用するのにもってこいだ。

テーブルの上に置いたままちょっと見たぐらいでは、どこにキズが入っているのかわからない

顔を寄せると、微妙に背面が凹んでいるのがわかる

前面のベゼルに引っかきキズが入っているが、画面の外なので視認性、操作性のどちらにも影響はない。保護フィルムを上から貼れば目立たなくなるはずだ

背面から見て右下に入っている3つのキズはちょっと大きめ。しかし、落としたというよりも、ガラスや金属など硬いテーブルに複数回ぶつけて生じたキズのように思える

「B」ランクでも外観以外にはまったく問題なし!

 パフォーマンスについてはまったく問題ないというか、実に快適だ。今回総合ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」を実行してみたが、今回の第2世代の12.9インチiPad Proは、「iPhone XS Max」の約84%のスコアを記録している。第3世代のiPad Proと比較すると約50%のスコアということになるが、よほど重たい処理を実行しない限りは体感的な速度差は生じないはずだ。

定番ベンチマーク「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは「280310」

最新の第3世代のiPad Proが高性能すぎて霞んで見えてしまうが、今回の第2世代iPad Proは「iPhone XS Max」の約84%のスコアを記録しているので十分速い。動画編集も快適にこなせるパフォーマンスだ

現行のiPadよりかなりなめらか!物書きのプロならぜひ欲しい一品

 iPhone、iPadなどのiOS端末はAndroid端末よりも最新OSが長く提供されており、たとえば現在最新の「iOS 12」は2013年11月に発売された「iPad Air」や「iPad mini 2」もサポートされた。つまり、今回レビューした第2世代iPad Proは2017年に発売されているので、5年後の2022年まで最新OSが提供される可能性があるということになる。あくまでも可能性に過ぎないが、アップルがよほど方針転換しなければ、同程度サポートは続くはずだ。

 また、iPad Proでは別売のApple Pencil(第1世代)を利用して、なめらかな手書き操作を実現できるのだが、2018年発売の第3世代からは、このApple Pencilも第2世代バージョンの対応となっている。本機でApple Pencilを利用するには、第1世代のものが必要になるので留意しておこう。第1世代のApple Pencilは、現行の第6世代iPadでも利用されているので、Apple StoreやApple製品を扱う量販店などで手に入る。

 iPad Proは、文字通りプロ仕様の機器として登場したが、そのぶん高価であるためなかなか手が出しづらい機器でもあった。そこに登場した第6世代iPadがApple Pencilに対応していたため、これに飛びついた編集者やライターは多かったのだが、実際に比べてみるとiPad ProでのApple Pencilを利用した手書き操作は、現行の第6世代iPadより解像度が高い分、かなりなめらかな書き心地が得られる。リファービッシュ品とはいえ、あこがれのiPad Proが安価で手に入るのはかなり魅力的だ。

 Bランクということでちょっと小キズはあるが、そのぶん6万5000円(税抜)と安価に購入できるリファービッシュな12.9インチiPad Pro は、末永く仕事にエンターテイメントに活躍してくれる一台と言える。

主なスペック
製品名 iPad Pro 12.9インチ(MQDA2J/A)Wi-Fiモデル
メーカー アップル
グレード B
販売価格 6万5000円(税抜)
CPU A10X Fusion
メモリー 4GB(非公表)
ディスプレー 12.9型Retinaディスプレー(2732×2048ドット)
グラフィックス PowerVR Rogue
ストレージ 64GB
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.2
インターフェース Lightning端子
カメラ 背面1200万画素(光学式手振れ補正対応)、前面700万画素
本体サイズ 幅220.6×奥行き305.7×高さ6.9mm
重量 約677g
OS iOS 10(iOS 12にアップグレード可能)

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提供:横河レンタ・リース

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