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最新パーツ性能チェック 第250回

第3世代になってなにが変わった?

WD Black SN750 NVMe SSDの実力をチェック

2019年02月24日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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新旧世代のパフォーマンスを比較

 ここからは、ベンチマークで「WD Black SN750 NVMe SSD」の1TBモデル「WDS100T3X0C」と、第2世代WD Black「WDS100T2X0C」の性能を見ていこう。

 各ベンチマークは「ゲームモード」を有効にした状態も計測しており、無効状態を第3世代WD Black、有効状態を第2世代WD Black(ゲームモード)としている。

テスト環境
CPU Intel「Core i9-9900K」(8コア/16スレッド、3.60GHz~5.0GHz)
マザーボード ASUS「ROG MAXIMUS XI EXTREME」(Intel Z390)
メモリー G.SKILL「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」(DDR4-3200 8GB×2枚)
ビデオカード オンボード
SSD KingFast「F6 PRO 2710DCS23-360」
(2.5インチ、360GB、SATA3)
Western Digital「WD Black SN750 NVMe SSD 1TB WDS100T3X0C」
(NVMe M.2、1TB)
Western Digital「WD Black NVMe SSD 1TB WDS100T2X0C」
(NVMe M.2、1TB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD)
OS Windows 10 PRO 64bit版

 まずはおなじみの「CrystalDiskMark 6.0.2」の結果だ。第2世代WD Blackからスペック通りに、シーケンシャルとランダムのライトが向上している。また、気になる「ゲームモード」の有効時だが、ランダムライト「4KiB Q32T1」に50MB/sec程度のアップを確認できたが、シーケンシャルリード・ライトに顕著な差は見られなかった。

第3世代WD Black

第3世代WD Black(ゲームモード)

第2世代WD Black

 続いて「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」を試すと、結果は「CrystalDiskMark 6.0.2」とほぼ同じ傾向で、第2世代WD Blackからランダムライトの性能が大きく向上している。総合値も第2世代WD Blackが5076のところ、第3世代WD Blackは5694と12%程度アップしている。

第3世代WD Black

第3世代WD Black(ゲームモード)

第2世代WD Black

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