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フィリップスから患者にあわせたテーラーメイド電動歯ブラシ

2019年02月21日 16時00分更新

文● 松本塁

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 フィリップス・ジャパンは2月21日、日本の歯科医・歯科衛生士の使用率11年連続No.1ブランドとうたうソニッケアーの新「テーラーメイド」電動歯ブラシシリーズを3モデル発表した。モリタを通じて3月下旬から全国の歯科医院で順次販売するとのこと。

「ダイヤモンドクリーンスマート プロフェッショナル」

 「ダイヤモンドクリーンスマート プロフェッショナル」は、多くの機能を搭載した最上位モデル。ブラッシングで力が入りすぎるとハンドルランプと振動、アプリで知らせる「過圧防止センサー」や、ブラシヘッドに内蔵されたチップがブラッシングの圧力と時間を記録し、ブラシの交換タイミングをランプで知らせてくれる。

 5つのモードと3段階の強さが自由に設定でき、BluetoothでPhilips Sonicare アプリと連動すれば、ハンドル内蔵のスマートセンサーが歯磨きの癖をチェックし、上手なブラッシングを指導するという。

 毎分約3万1000回の高速振動と幅広い振幅により、唾液を活用した「音波水流」を発生させ、毛先の届きにくい奥歯の歯垢なども除去するとのこと。

「プロテクトクリーン プロフェッショナル」

 「プロテクトクリーン プロフェッショナル」は、多機能高性能のミドルモデル。アプリとの連携はできないがダイヤモンドクリーンスマートと同様に過圧防止センサー搭載で、ブラシヘッドの交換時期もランプで知らせてくれる。

 音波水流機能も搭載し、3つのモードと3段階の強さが自由に変更できる。また、ブラシヘッドに内蔵されたマイクロチップが最適な強さとモードに設定してくれるという。

「ガムヘルス プロフェッショナル」

 「ガムヘルス プロフェッショナル」は、シンプル機能の歯科専売モデル。モードはひとつだが、他モデルと同様に3段階の強さが設定でき、音波水流機能も搭載している。

 電動歯ブラシの普及率は約2割といわれているが、手磨きユーザーの中でも、オーラルケアは予防意識が高く、全身の健康に興味・関心の高い層が人口の約4分の1程度とのこと。

 手磨きユーザーを中心に歯科医院で、歯科医師・歯科衛生士が患者自身の口腔内の状況を見たうえで、専門的な立場から最適な電動歯ブラシ本体とブラシヘッドの組み合わせをテーラーメイドできる最新シリーズの開発に至ったとのこと。患者は、テーラーメイドされた最適な電動歯ブラシの使い方の指導を専門家から直接うけることで、電動歯ブラシ初心者でも安心して使用を始められるという。

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