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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第137回

シャープ「AQUOS zero」は軽さと速さがウリのハイエンドスマホ

2019年02月23日 12時00分更新

文● 友納一樹(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

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基本は「AIオート」におまかせ

 アウトカメラは約2260万画素で、F値1.9。シーンを自動で判別して最適なモードを設定する「AIオート」、設定項目を細かく変えられる「マニュアル」、自分好みの仕上がりに撮影できる「おすすめプラス」を搭載している。

「AIオート」「おすすめプラス」など、設定を選べる

シャッターボタンの横に判別したシーンのアイコンが表示される

 以下の作例を見ていただきたい。すべて「AIオート」に設定して撮影したものだ。

日中に撮影

夕方に撮影

ごはんも美味しそうに撮れる

水族館でクラゲを撮影。周囲が暗く、水槽にわずかに光があたっている難しい環境でもきれいに撮れた

   基本は「AIオート」でじゅうぶんキレイに撮れる。さまざまなシーンで撮影してみたが、全体的にきりっとした印象になる。色彩がはっきりした仕上がりになるので個人的には好みなのだが、被写体や風景によっては「おすすめプラス」の「ふんわり」などに設定すると、もう少しやわらかい印象の写真が撮れるかもしれない。

 また、最近のハイエンドスマホの標準装備ともいえる「背景ぼかし」モードも搭載されている。ピントを合わせたい被写体をタップして撮影し、撮影後にぼかし具合を調節できる。

10段階で「ぼかし量」を調節可能

 この調節がなかなか難しく、被写体や構図、環境にもよるが、ぼかし量を大きくすると不自然なぼけがかかってしまうことがあった。なお、「おすすめプラス」の「接写」でも背景をぼかした写真を撮ることができる。

 インカメラは約800万画素、F値は2.2。インカメラに切り替えると自動で「AQUOS beauty」モードになり、顔の大きさや美肌レベルを調節できる。さらに背景のぼかしもできるようになった。

画面右側の設定項目をタップし、スライダーを動かして調節する

 効果を確認しながら撮影できるので簡単だ。背景のぼかしは10段階で調節可能で、アウトカメラ撮影時よりも自然な仕上がりになった。SNSをよく利用する人にはオススメの機能だ。

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