このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ゲームをより快適に楽しめる豊富な機能を搭載

1万9980円の144Hz/1ms対応ディスプレーはゲーマー好みの機能も豊富!

2019年02月15日 07時00分更新

文● 山口優 編集●市川/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ゲームプレーに欠かせない低遅延や高視認性のためのメニューが充実

OSDの「応答速度」は通常、高速、超速の3種類から選べる

 クイックメニューのプリセットモードを適用すると手軽に画質を調整できるが、適用後に一部の項目が変更できなくなる場合がある。たとえば「FPSゲーム」にした場合、「応答速度」などの項目が固定になり、変更不可になってしまう。

 そのため、自分の好みに合わせて細かく画面を調整したいという場合は、OSDメニューで各項目を設定する必要がある。設定項目は、「コントラスト」や「輝度」、「シャープネス」、ブルーライトをカットして目の負担を減らす「Blue Light Filter」など豊富に用意されている。ゲームや動画を楽しむ際に役立ちそうな項目も複数ある。

 たとえば「応答速度」は、「標準」、「高速」、「超高速」の3段階で調整できる。このうち「超高速」を選ぶと、ブレの少ない滑らかな映像を楽しめる。

「Advanced DCR」では、ダイナミックコントラスト比を調節できる

 「Advanced DCR」は、ダイナミックコントラスト比を調節する機能。0~100までの間で25レベルずつ調節できる。明暗を際立たせて立体感や奥行きのある映像を楽しみたい場合に利用すると便利だ。

「Black Stavilization」では、暗いシーンを明るく調節して見やすくできる

 「Black Stavilization」は、暗いシーンを明るくして見やすくできる機能。0~100までの間で10レベルずつ調節することができる。ホラーゲームなどで暗部が見づらいときに、雰囲気を壊さない程度に利用するのがよさそうだ。

「AMD FreeSync」をオンにすると、AMD FreeSyncに対応したグラフィックボードならカクツキやテアリングの少ない表示が可能

 パソコンのグラフィックスが比較的最近のAMD Radeonなら、「AMD FreeSync」をオンにすれば、映像のカクつきやテアリング(画面の途中で瞬間的に分断されたように見える現象)を解消することも可能。

 実際にいろいろ設定をカスタマイズしてPCゲームやPlayStation 4のゲームをプレーしてみたが、一般的なパソコン向けディスプレーに比べると素早い動きも見やすく、目にかかる負担や疲労も少なかった。

ViewSonicのVX2458-MHD-7。ゲーマー向け機能が充実しているのが特徴だ

 なお、今回試したVX2458-MHD-7は特定販売店限定モデルとなり、サードウェーブのパソコン通販サイト「ドスパラ」でも購入できる。144HZのリフレッシュレートや1msの高速応答速度などの高機能を搭載しながら、1万9980円という価格で販売されており、コストパフォーマンスは非常に高い。ゲームをより快適に楽しみたいというユーザーはもちろん、高品質でリーズナブルなディスプレーを探している人にもぜひ注目してほしい製品だ。

試用機の主なスペック
製品名 VX2458-MHD-7
画面サイズ 23.6型
表示解像度 1920×1080ドット
視野角 水平170度、垂直160度
輝度 300cd/m2
ダイナミックコントラスト比 800万:1
コントラスト比 1000:1
入力端子 HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2×1
インタフェース ステレオミニジャック×1
サイズ/重量 およそ幅558.7×奥行229.65×高さ422.4mm/」約4.08kg(スタンドを含む)
付属品 電源ケーブル、HDMIケーブル、HDMI-DVI変換ケーブル、DisplayPortケーブルほか

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

関連サイト