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子供のスマホも見守れる「ESET Parental Control for Android」が新たに仲間入り!

バージョンアップした「ESET インターネット セキュリティ」はどう変わった?

2019年02月22日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ASCII

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 マルウェアやフィッシング詐欺など、あの手この手で迫ってくる脅威からPCを守ってくれるのがセキュリティソフト。最近ではパソコンのOSやアプリ部分ではなく、よりハードウェアに近いUEFIに感染するものも確認されており、OSの再インストールですら対応できないケースも出てきている。それだけに、セキュリティソフトにはより高性能なもの、いち早く脅威に対応してくれるものが望まれている。

UEFIルートキット感染時のOSブートプロセス

 UEFIはWindowsなどのOSが起動する前に動作する、小さなプログラム。感染してしまうと発見だけでなく、駆除も難しい。

 また、ネットを安全に使うという視点から見れば、守りたいのはPCだけではない。とくにスマホの普及は目覚ましく、子供が利用することも普通になってきているだけに、有害なサイトや、長時間の利用、好ましくないアプリの利用を制限したり禁止するなど、スマホを利用する子供を守る環境をいかに作っていくかが課題となっている。

 また、せっかく子供にスマホを持たせるのであれば、所在地の確認ができればさらに安心だ。

 こういったPCからスマホまで1本のソフトでしっかり守ってくれるのが、新しくなった「ESET インターネット セキュリティ」だ。

UEFIのチェックにも対応、充実した保護機能でPCの安全性を大幅にアップ

 感染したファイルの検出や駆除、また、常駐保護機能により脅威からPCを守ってくれるのはセキュリティソフト共通の特徴だが、「ESET インターネット セキュリティ」では、さらに“UEFIスキャナー”機能により「UEFIルートキット」の検出にも対応している。

 UEFIルートキットはUEFIに感染し、OSが起動する前にストレージへ侵入してレジストリーやファイル書き換えといった活動を行う。そのため、いくらOSを堅牢にしたところで対応が難しく、また、痕跡が少ないことからユーザーも気づかないことが多いといった問題がある。さらにいえば、感染しているのがUEFIなので、ストレージの交換やOSの再インストールをしたところで駆除できないのも問題だ。

 「ESET インターネット セキュリティ」では、普通にPCを利用しているだけだと気づくことすらできない、このUEFIルートキットの検出に対応。デフォルトでUEFIがチェック対象となっているだけでなく、手動でもチェックができるので、心配であれば一度試してみるといいだろう。

詳細設定を見てみると、デフォルトで「ブートセクタ/UEFI」のスキャンがオンになっていることが確認できた。最初から対応しているというのが心強い。
もちろん、手動でのスキャンにも対応。「コンピューターの検査」で個別にブートセクタやUEFIだけをチェックすることも可能だ。

 なお、UEFIルートキットは脆弱性をついて感染するため、UEFIを最新バージョンへと更新する、Secure Boot機能などを使うといったことでも防げることが多いだけに、こういった設定を見直しておくことも大切だ。

 もちろんこれ以外の保護機能も充実しており、リアルタイム保護やWebカメラの制御などが可能な「コンピュータ保護」、悪意あるコンテンツやフィッシング対策、迷惑メール対策といった「インターネット保護」、ファイアウォールなどによる「ネットワーク保護」、インターネットバンキング保護や盗難時のPC検索を可能にするアンチセフトといった便利なツールが使える「セキュリティツール」などを装備。全方位でセキュリティを高めてくれるのが魅力だ。

単純なウイルスやマルウェアなどの検出や駆除だけでなく、フィッシング対策、インターネットバンキング保護、ファイアウォールなども備え、総合セキュリティソフトとして頼れる存在となっている。

「セキュリティレポート」で、世界中のマルウェア発生状況などを確認可能

 ESETの魅力は充実したセキュリティ機能にあるのだが、ユニークなのが、多くの「ツール」まで用意されていること。LAN内の機器の安全性までチェックできる「ホームネットワーク保護」、銀行や証券会社との通信を保護する「インターネットバンキング保護」、盗難や紛失したPCやスマホを探せる「アンチセフト」といったものがその代表だが、「その他のツール」から、これ以外のものが利用できる。

「ツール」画面の右下にある「その他のツール」をクリックすると、さらに数多くのツールが使えるようになる。

 面白いのが、「セキュリティレポート」だ。検査したファイルの数や検出したマルウェアの状況といったものが確認できるだけでなく、世界地図上でマルウェアの発生状況を表示できるのが特長。国別にどのくらい被害が広がっているのかがひと目でわかるだけに、なかなか興味深い機能となっている。

色が濃い国ほど、ウィルス・マルウェアの被害が大きくなっているところとなる。現在の発生状況がみられるというのが面白い。

 これ以外にも、OSを起動せずにマルウェアの検出・駆除が可能な「ESET SysRescue Live」、OSのシステム設定を復元して正常な動作を取り戻す「システムクリーナー」など、より安全な検出や駆除、システムの復旧などが行えるツールがそろっている。

「ESET Parental Control for Android」で子供のスマホ利用に安心を

 新バージョンの目玉として注目したいのが、新たに追加されたプログラム「ESET Parental Control for Android」。これはAndroid搭載スマホの利用ルールを設定できるもので、悪意あるサイトやアダルトサイトなどの有害な情報をブロックしたり、ゲーム時間を制限するといった機能が搭載されている。今は子供でもスマホを持つのが当たり前になっているだけに、少しでも安全に、安心して使えるようにするプログラムとなる。

 もちろん従来からペアレンタルコントロール機能は提供されているのだが、あくまでPC利用時のものだった。新バージョンからはPCだけでなく、Android端末でもペアレンタルコントロールが使えるようになった。

 「ESET Parental Control for Android」は、管理下におく子供の端末ごとに1ライセンスが必要になり、逆に管理用の親の端末にはライセンスが必要ない。たとえば、1人の子供のAndroid端末を両親それぞれのAndorid端末で管理する場合、インストールするのは3台になるが、ライセンスは1つでいい。2人兄弟の端末を母親だけが管理するのであれば、やはりインストールするのは3台だが、2つのライセンスが必要になる。

 インストール時に子供用端末なのか保護者用端末なのかを選択してインストールする。子供用端末の場合にのみ、ラインセンス情報の入力を求められる仕組みだ。

スマホアプリとして提供される「ESET Parental Control for Android」。利用ルールを変更できる「保護者用」と、利用制限を行う「子供用」ともに共通のアプリとなる。

 使える機能は数多くあるが、主要なものを4つほど紹介しよう。

 まず最初に紹介したいのが、「Webガード」。これはブラウザーでアクセスできるサイトを制御するもので、「アダルト」や「悪意」、「犯罪行為」といったものを含む35のジャンルを個別にブロック設定できるものだ。12歳未満、12歳~17歳、18歳以上の3グループで推奨設定があるので、これを基本に、各家庭に合わせてカスタマイズするのがいいだろう。

35ものジャンルに細かく分けられたWebガード機能。見せたくない情報を手軽にブロックできるのが便利だ。

 実際、ブロックされているサイトへアクセスしようとするとどうなるかというと、スマホ上に「適切ではない可能性がある」という注意が表示される。この画面から保護者への確認通知を送ることができ、とくにブロックする必要のないサイトであれば、個別に許可を出すことも可能だ。この許可設定は遠隔から可能となるため、見れないサイトがあるたび保護者が子供のスマホを操作するといった手間は必要ない。

ブロックされているサイトを見ようとすると、こういった注意が表示される。右下の「保護者に確認」ボタンを押すと保護者に通知が届き、ブロックの解除を依頼できる。その場に保護者がいる場合は左下の「許可」ボタンから、子供のスマホを使った解除も可能だ。
保護者のスマホにもアプリを入れている場合はスマホから、そうでない場合はPCのブラウザーで「my.eset.com」のサイトへとアクセスすることで設定を変更できる。子供が「保護者に確認」ボタンをタッチした場合、「要求」という通知が届く。

 2つ目は「アプリケーションガード」。これはWebガードと似たような機能で、アプリごとの利用許可を設定できるものとなる。また、スマホにインストールされているアプリが一覧できるため、怪しいアプリがインストールされていないかの確認にも便利だ。

 アプリの種類は「適切」「不適切」「ゲーム」の3つに分けられる。制限なく使えるのは適切、使えないのは不適切、時間制限で使えるものがゲームとなる。ゲームは利用時間を超えると容赦なく中断されてしまうが、Webガードのブロック解除と同じように、保護者が時間を延長することも可能だ。

「不適切」に設定することで、アプリの利用を制限できる。子供のスマホにインストールされている全アプリが一覧表示されるため、変なアプリがインストールされていないかの確認にも使える。
設定された時間を過ぎると、それ以上はゲームができなくなる。試してみたところ警告などはなく、いきなり中断されてしまった。

 塾や習い事などに通わせている場合に便利なのが、子供の所在を確認できる機能だ。スマホのGPSを使ってグーグルマップ上に居場所を表示してくれるので、現在地を素早く把握できるのがうれしい。また、「ゾーン」を設定しておくと、その範囲から出た場合、もしくは入った場合に通知が届くようになる。駅や学校などをゾーンとして設定しておけば、帰宅状況などの確認がしやすくなるだろう。

子供の現在地をマップでピンポイントに確認可能。どこに遊びに行っているのか、帰宅しているのかといったことが簡単に確認できる。
ゾーンを出入りしたときに通知が届く。子供が駅に着いたといった情報をいち早く知ることができる。

PCのセキュリティだけでなく、子供のスマホ利用まで安心できるのがメリット

 スマホの普及で誰もが情報を集めやすく、そして発信までしやすくなったが、そのぶん新しい形の詐欺や危険な情報もあふれている。PCの安全はもちろんのこと、子供のスマホ利用にも安心をプラスしてくれる「ESET インターネット セキュリティ」は、まさに総合セキュリティソフトとして待望の製品だといえるだろう。

 なお、新バージョンから製品名が変更になり、5台までインストールできる「ESET ファミリー セキュリティ」と1台だけの「ESET パーソナル セキュリティ」は、「ESET インターネット セキュリティ」に変更。利用台数は1台、3台、5台の3種類、利用年数は1年と3年の2種類がラインアップされている。

 また、セキュリティソフトに限らず、オフィスソフトの使い方、OSや、Adobe、Microsoftといった他社製ソフトウェアの設定方法、PCの操作方法なども相談できる「ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック」や、パスワード管理などの機能を搭載した「ESET スマート セキュリティ プレミアム」なども用意されている。

 サービスが便利に、できることが増えるたびに心配になるセキュリティ。転ばぬ先の杖として、「ESET インターネット セキュリティ」を活用したい。

(提供:キヤノンマーケティングジャパン)