1年たらずで156社参加、予想以上の成果を残す
「SAPはcloud company powered by SAP HANAとして、エンタープライズアプリケーションソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種やあらゆる規模の企業の成功を支えている」とする。
また、Peopleという点では、2018年3月から推進する「Business Innovators Network」の取り組みをあげる。
内田会長は「変革を志向する日本企業のリーダーと多様なステークホルダーを有機的に統合する仕組みがBusiness Innovators Network。現在、大手企業、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタル/アクセラレーター、アカデミアなど156社が参加。大企業とスタートアップの双方に対する支援を提供し、日本型のデジタル変革のフレームワークづくりを進めている」とする。
1年たらずでこれだけの企業が参加し、活動するのは予想以上の成果だといえるだろう。
今回のSAP.iO Foundry Tokyoは3つめのPであるPlaceに対応する拠点だ。SAP.iO Foundry Tokyoでは2019年2月から支援対象スタートアップの募集を開始し、2019年6月1日から12週間のプログラムを展開する予定。9月5日には最終デモストレーションによる成果発表を実施する。
ここではメンターによる事業戦略の構築支援、SAPのテクノロジーや産業界のデータとの連携、メンターによる共同営業の推進を提供。SAPが持つ顧客への共同アプローチの機会を用意。機械学習やIoTなどの先端技術を活用した先進的な開発環境などのテクノロジーやデータへのアクセスも提供する。メンターは起業家やベンチャーキャピタリスト、大企業のオープンイノベーション実践者など、SAP社内外の約75人で構成。まずは6社~10社の参加を予定しており、1社あたり3人のメンターがサポートする体制を取るという。
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