専用USB ACアダプター代わりの
サードパーティー製品を導入したが……
シンプルを目指す我が家だが、シンプルを目指し過ぎるあまり、余分なモノを買ってしまうことも多い。ご存知のように、Fire TV Stickは世代に関係なく、USBの外部電源を必要とする。各モデルには専用のUSB ACアダプターとケーブルが付属し、Fire TV Stickはその外部電源からの電力供給で動作する。
たまたまネットをクロールしていて、その専用USB ACアダプターとケーブルを不要にできるというユニット「MISSION USB POWER CABLE FOR Fire TV」という長い名前のサードパーティーオプションを見つけた。
要は、Fire TV Stickの電源をコンセントに刺さった専用USB ACアダプターから取るのではなく、特殊な“コンデンサー内蔵のツチノコ型ケーブル”を使うことによって、テレビ背面に用意されたUSBポートから電源を拝借するというものだった。
今回、筆者の衝動買いしたテレビには側面と背面に2個のUSBポートが用意されている。側面のUSBポートはレガシーな5V 500mAタイプ。背面のUSBポートは外付けのUSBハードディスク用の5V 900mAタイプだ。
MISSION USB POWER CABLE FOR Fire TVの効能書きから読み解くと、前者の5V 500mAタイプのUSBポートで使えるはずであるが、実際に何度かやってみたが、Fire TV Stick 4Kが起動の途中でフェイルしてリスタートを繰り返す。
Fire TV Stick 4Kの消費電力が大きいのか、テレビのUSBポートの出力が足らないのか、単にMISSION USB POWER CABLE FOR Fire TVの限界なのかわからない。しかし、返品作業もめんどうそうなのでそのままにしている。
MISSION USB POWER CABLE FOR Fire TVのパッケージに後付けで貼り付けられている“エラーの場合”のシールを見れば、なかなかタイトロープ的な製品とも考えられる。
今回は内蔵ハードディスクが最初から2TBあるので、当面外付けHDD増設の予定はなく、そのUSBポートから Fire TV Stick 4Kの電源をとっているので、付属のUSBケーブルだけでFire TV Stick 4Kは何の問題もなく動作している。そしてテレビ背面から壁面コンセントへのケーブルは辛うじてまだたったの2本を保っている。
最近はAmazonプライム・ビデオにも4K(UHD)対応の映画が増えつつあり、本来なら失敗の多い衝動買いとはいえ、昨今はベストなタイミングでテレビとFire TV Stick 4Kを買ったモノだと自画自賛の毎日だ。MISSION USB POWER CABLE FOR Fire TVの衝動買いは、読者諸兄姉の“他山の石”としていただければ幸いだ。
今回の衝動買い
アイテム:三菱電機「REAL 58インチ(LCD-A58RA1000)」
購入:ビックカメラ
価格:32万2420円
アイテム:「Fire TV Stick 4K」
購入:Amazon.co.jp
価格:8980円
アイテム:「MISSION USB POWER CABLE FOR Fire TV」
購入:Amazon.co.jp
価格:1980円
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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