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CES 2019レポート 第39回

ヤマハ発動機のAIを活用した取り組みが面白い

“AI先生”搭載ピアノ登場、転ばない電動二輪も! CESヤマハブース

2019年01月21日 20時10分更新

文● 山本敦 編集●八尋/ASCII

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“転ばない”電動二輪「TRITOWN」の新型デザイン・改良バージョンがお披露目

転ばない電動二輪「TRITOWN」。2017年に発表した試作機をベースにブラッシュアップした

 モビリティー関連の技術展示としては、一昨年の2017東京モーターショーにも展示した小型電動立ち乗りスタイルの電動二輪「TRITOWN」の新型デザイン・改良バージョンをCESでお披露目。

 こちらも現在開発中のプロトタイプだが、ハンドルを切らなくてもライダーが軽く体を傾けてバランスをコントロールすることによって左右に曲がれる“転ばない”電動二輪「Leaning Multi Wheel(LMW)」の機構を、コンパクトな車体に搭載した点が特徴だ。

前側の車輪が2輪構造になっている。ライダーが体重を移動させると合わせて車輪の傾きが変わって左右に曲がれるというしくみ

 本体の前輪側が2輪のパンタグラフ構造になっていて、ライダーの体重移動に追従してしなやかに形状を変えながら車輪の向きをコントロールする。乗車したまま静止も可能。体を傾けるだけでシンプルに運転ができて、転倒しにくいように安全性も追求した。本体を持ち上げてみることはできなかったが、同社の展示スタッフは気軽に乗れる短距離移動のツールとして活用できるように、軽量設計にも気を配ったと述べている。会場では、実際にTRITOWNが走り回っていたのも印象的だった。

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