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4月10日のWindows Updateに間に合うよう「最大限努力する」

日本マイクロソフト平野社長、Windowsの「新元号」対応を説明

2019年01月15日 12時30分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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 日本マイクロソフト 代表取締役 社長の平野拓也氏は2019年1月15日、新年のプレスラウンドテーブルの席で、Windows製品の「新元号」対応について説明した。

日本マイクロソフト 代表取締役 社長の平野拓也氏

 新元号について政府は、4月1日を名称の公表日とし、5月1日から改元する方針を固めている。平野社長は「日本マイクロソフトは、米国本社の製品開発部隊と密に連携しながら、また政府関係者と対話しながら、5月1日以降もユーザーが安心して製品をお使いいただけるよう準備を進めている」と述べた。

 Windows製品に関しては、毎月1回のWindows Updateで新元号に対応する。4月、5月のWindows Updateはそれぞれ4月10日、5月15日であり、改元の日に間に合わせるためには4月のWindows Updateで新元号対応の更新プログラムを配布しなければいけない。

 新元号の公表日は4月1日、Windows Updateは4月10日。これについて同社 Microsoft 365 ビジネス本部 業務執行役員 本部長の三上智子氏は、「4月1日の公表日の決定についてマイクロソフトは関与しておらず、4月10日のWindows Updateで新元号に対応するかどうか政府と調整はしていない。当社としては、改元の日に間に合うように最大限努力する」と説明した。

 また、1月2日に提供を開始したOffice 2010およびExcel 2010向けの新元号対応アップデートで、更新後にExcelが起動しなくなるなどの不具合があった件について、平野社長は「お詫びする」とした。不具合のあったアップデートプログラムはすでに配信を停止している。

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