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CES 2019レポート 第17回

「G-SYNC Compatible」対応ディスプレーも展示

RTX 2060やRTX搭載ノートPCがズラリ!NVIDIAゲーミングスイートレポート

2019年01月10日 09時00分更新

文● 八尋/ASCII

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バトルフィールドVでレイトレーシングとDLSSをオンにすれば、リアルな描写を高いパフォーマンスでプレイ可能!

レイトレーシングとDLSSをオンにすれば、リアルな描写を高いパフォーマンスでプレイ可能に。公開されたばかりで、DXRを使用した初のベンチマーク「3DMark Port Royal」でのデモが実施されていた

 まず紹介があったのは、リアルタイムレトレーシングとDLSSについて。リアルタイムレイトレーシングは、GeForce RTX 20シリーズに搭載する「RTコア」により、視点を元に光線を飛ばし、その反射を計算して描画する技術。これにより、オブジェクトの映り込みなどがよりリアルになる。

 DLSSは、ディープニューラルネットワークを活用してレンダリングされたシーンの多次元特徴を抽出し、複数のフレームからのディティールを組み合わせて高品質な最終画質を作り上げる。これにより、従来のレンダリングと同じようなくっきりとした鮮明な画像を、より高いパフォーマンスで生成できるようになる。

 このDLSSとレイトレーシングを組み合わせれば、よりリアルな映像を高いパフォーマンスで楽しめる。現状両方に対応しているゲームはほとんどないが、同社のプレスカンファレンスではエレクトロニック・アーツの「バトルフィールドV」がまもなくDLSSに対応するとの発表があった。DLSSとレイトレーシングを組み合わせれば、レイトレーシングを無効にしたときのフレームレートに匹敵するという。

ポスト プロセッシング テクノロジーを使って、ゲームの外見をカスタマイズできる「NVIDIA Freestyle」

 続いて、GeForce Experienceを利用したキャプチャーツールの1つである「NVIDIA Freestyle」について説明があった。ポスト プロセッシング テクノロジーを使って、ゲームの外見をカスタマイズできるというもの。最新のフィルターにより、ゲームの内容や写真を油彩や水彩に変更したり、レトロルックにしたりできる。ゲーム内の写真を撮影できる「NVIDIA Ansel」と組み合わせれば、ゲーム内にNVIDIA FreestyleでフィルターをかけてAnselで撮影、その写真をShot with GeForceを使って共有といったことができる。

最新のフィルターにより、ゲームの内容や写真を油彩や水彩に変更したり、レトロルックにしたりできる

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