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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第160回

ダミーの.50 Cal弾を3年かけて53個集めました

2018年12月30日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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いつかは弾薬箱をカートリッジで満タンにしたい

 ブローニングM2用の12.7mm弾の場合、薬莢の長さが99mmなので12.7×99mm弾と呼ばれ、弾頭を含めた全長は138mmあります。拳銃の弾はこれに比べるとはるかに小さく、例えば『ルパン三世』に登場する次元大介の愛銃のS&W M19で発射できる.357マグナム弾の直径は約9.1mmで、12.7mm弾の7割ぐらいの太さしかありません。

 薬莢の長さに至っては33mmと3分の1だし、弾頭が短いので全長は3分の1にも満たない40mmです。このサイズからも12.7mm弾がいかに強力かがわかりますよね。雷管の大きさも弾のサイズによって当然異なり、拳銃弾では直径4.5mmほどですが12.7mm弾では8mmあります。

薬莢後部の真ん中にあるのが点火用の雷管。真ん中の丸くて小さな凹みは撃鉄が当たった跡です

 引き金を引くと撃鉄が雷管の真ん中を強打し、その衝撃で中に入れられた点火薬が発火、穴をとおって薬莢内の火薬に着火します。撃鉄はものすごい力で引っ叩くため当たった部分が凹み、薬莢のお尻を見れば使用済みかどうかがわかります。

 使用済みの薬莢は空薬莢としてそのまま売られたり、弾頭をセットしてダミーカートリッジとして販売されてたりしています。

 せっかく弾薬箱を買ったのだから中身もほしいところですが、このダミーカートリッジが結構高くて、1個1500円ぐらいします。100発だとなんと15万円。とてもサクっと買える金額ではありません。

 そもそもそんなに大量に売られていることも少なくて、ショップやイベントなどで見かけるのも10個程度がほとんどです。でもいつかは満タンにしたい。ということで一気に買えないものの、見つけたときにチマチマと数個ずつ買い足しています。

リンクで繋がったダミーカートリッジ。数えてみたら43個ありました

 手元にあるリンクで繋がったダミーカートリッジを数えてみたら、43個ありました。そのほか先日バラで購入した物が10個あるので全部で53個。ここまで3年ぐらいかかってるんですがようやく半分です。先は長いですね。

 汚れているものやピカピカなものなど程度はまちまち。弾頭の形や色も何種類かある感じです。できれば揃えたいところですが贅沢は言えません。

バラで買ったダミーカートリッジ。あとでM9リンクで繋ぎます

 ダミーカートリッジはM9リンクで繋がった状態で売られていることもありますが、よく見かけるのは単体での販売です。これまで集めたのも半分以上はバラ売りでした。弾薬箱に入れるにはリンクで繋がないといけないので、リンクだけは先に買ってあります。

リンクの山。100個ぐらいはあるかも

 イベントでM9リンクが売られていたので何個あるか聞いたら、何個かわかんないけど全部持って行ってよと言われ、ずいぶん安く譲っていただきました。弾を繋ぐだけならそんなにいらないんですが、発射後リンクは薬莢から外れて落ちるので、ハンヴィーの中にバラまいておくのもいいかなと思って全部買いしました。

 次回はダミーカートリッジをもう少し詳しくご紹介したいと思います。

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