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iPhoneのeSIMや現地SIMを使って海外旅行でオトクに通信するテク

2018年12月31日 12時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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海外旅行が多い人は
ローミング用のSIMもオススメ

 海外へ出かける機会が多い人は、海外通信キャリアのローミング用SIMを使うのもオススメです。たとえばタイの通信キャリア「AIS」は海外ローミング用のサービス「SIM2Fly」を用意しています。

海外での周遊ローミングプランが利用できる「SIM2Fly」

 SIM2Fly用のSIMは、日本でもAmazon.co.jpのマーケットプレイスで販売しています。東南アジアをメインに日本や中国、オーストラリアを含めた18ヵ国で8日間4GBを利用可能な「アジア&オーストラリアプラン」か、アジア&オーストラリアプランの対応国も含めて全部で世界72ヵ国に対応し15日間4GBで利用できる「グローバルプラン」のどちらかが有効になっている状態で販売しているので、訪問する国に合わせて購入しましょう。ちなみに周遊プランなので、対応国なら国境を越えてもそのまま使用できます。

Amazonのマーケットプレイスで並行輸入品として購入できる

 SIM2Flyは一度使い終わっても、チャージをすれば再利用可能です。再利用時は「アジア&オーストラリアプラン」は349バーツ(約1200円)、「グローバルプラン」が849バーツ(約2900円)。ちなみにタイと国境を接したカンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマーが対応国の「ボーダーカントリープラン」もあり、7日間で2GB/99バーツ(約340円)となっています。

現在キャンペーン中で「アジア&オーストラリアプラン」は299バーツで利用可能

「グローバルプラン」もキャンペーン中で799バーツに

 再利用は通話アプリから申し込みます。通話アプリを起動して、

・アジア&オーストラリアプラン→「*111*354#」
・グローバルプラン→「*111*358#」
・ボーダーカントリープラン→「*111*407#」

とダイヤルすればOK。それぞれ必要な料金がチャージされていれば、申込み完了後にSMSが届きます。あとはローミングをオンにするとプランが適用されます。

 チャージはAISの公式アプリから行ないます。残念ながら日本のクレジットカードは非対応ですが、LINE Payでの支払が利用可能です。筆者が何回か試したところ、1回で300バーツを越えるチャージを使用とするとエラーになるので、300バーツ以上をチャージしたい場合は、複数回にわけてチャージしましょう。

 また、LINE Payでチャージでエラーが出る場合は、各国のプリペイドSIMへオンラインでチャージできる「Mobile Topup」(https://mobiletopup.com/)というサービスが使えます。5%の手数料はかかりますが、日本のクレジットカードが利用できるので便利です。

 また、チャージをすればSIM自体の有効期限も延長します。期限が切れてしまうとチャージした料金も含めて無効になってしまうので注意です。

※チャージでエラーが出る場合の対処法を追記しました。2019年1月8日16時

公式アプリからLINE Payを使ってチャージできる

 SIM2Flyは前述のように、タイの通信キャリア・AISのプリペイドSIMで提供されているプランなので、タイでの通信プランも利用可能です。タイ国内のプラン申込みは、公式アプリからできます。公式アプリは現在利用可能な通信残量やチャージの残高などもわかるので、SIM2Flyを使うなら必携のアプリです。

チャージ残高やデータ通信量、SIMの有効期限も公式アプリからチェック可能

 海外通信キャリアのローミングSIMとしては、欧州に強い「airBalticcard」もあります。こちらもAmazonのマーケットプレイスで販売されているので、欧州への渡航が多いユーザーは日本にいるうちに買っておきましょう。

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