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「Predator Helios 500」と「Acer Nitro 5」でフレームレートを計測

BFVがノートPCで60fps以上、Acerゲーミングノートで最適設定をチェック

2018年12月26日 07時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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描画負荷が相応にして大きいBattlefield V
DirectX 12とDirectX 11の両方に対応

144Hzディスプレーを搭載し、ハイスペックな構成のPredator Helios 500

リーズナブルな価格で購入できるNitro 5

 Helios 500とNitro 5については別記事(関連記事)(関連記事)で詳しく紹介しているため、ここでは簡単に触れておくに留めるが、まずHelios 500は17.3型のハイエンドゲーミング向けノートパソコンである。CPUには6コア/12スレッドの「Core i9-8950HK」、GPUに「GeForce GTX 1070」をそれぞれ搭載しているほか、リフレッシュレート144Hzや、NVIDIAのディスプレー同期技術の「G-Sync」をサポートするディスプレーを採用した点が特徴的だ。

 一方のNitro 5は、CPUに4コア/8スレッドタイプの「Core i5-8300H」を、GPUに「GeForce GTX 1050 Ti」を採用したミドルレンジ向け15.6型ゲーミングノートパソコン。CPUとGPUの冷却に「Acer CoolBoostテクノロジ」という独自機構を用意したモデルである。

試用機の主なスペック
製品名 Predator Helios 500(PH517-51-F93Z) Acer Nitro 5(AN515-52-A58H)
CPU Core i9-8950HK(定格クロック2.9GHz、最大クロック4.8Hz、6C12T) Core i5-8300H(定格クロック2.3GHz、最大クロック4.0Hz、4C8T)
グラフィックス GeForce GTX 1070(8GB GDDR5) GeForce GTX 1050 Ti(4GB GDDR5)
メモリー DDR4-2666 16GB×2 DDR4-2666 4GB×2
ストレージ 512GB(RAID 0 256GB+256GB) SSD、2TB HDD 128GB SSD、1TB HDD
無線LAN Intel Wireless-AC 9560(IEEE802.11a/b/g/n/ac) Killer Wireless-AC 1550i(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
有線LAN Killer E2500(1000BASE-T) Realtek製ギガビットコントローラー
サウンド Realtek製High Definition Audio(Dolby Atmos搭載) Realtek製High Definition Audio(Dolby Atmos搭載)
サイズ/重量 およそ幅428×奥行298×高さ38.7mm/約4kg およそ幅390×奥行266×高さ27mm/約2.70kg
OS Windows 10 Home(64bit) Windows 10 Home(64bit)

 さて、Battlefield Vの動作環境を表にまとめたが、冒頭でも述べたようにBattlefield Vが要求するハードルは少々高め。そこで、ノートパソコンでBattlefield Vを快適に遊ぶためには、スペックに応じた設定変更が必要になってくる。

 設定変更だが、Battlefield Vではオプション設定の「ビデオ」にまとめられている。利用するグラフィックスAPIをDirectX 12とDirectX 11から選択できるほか、「グラフィックスクオリティー」という項目で「低」「中」「高」「最高」「自動:動作優先」「自動:品質優先」の6つのプロファイルを選択できる。パフォーマンスと画質のどちらを重視するかといった自動設定が用意されている点はユニークだ。各プロファイルの設定内容は下記のスクリーンショットで示すが、低プロファイルのみTAAが低設定となり、アンビエントオクルージョンも「オフ」になる点は留意しておきたい。

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