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世界レベルのエリートになるための強靭なメンタルの作り方

2018年12月21日 06時00分更新

文● ずんずん(ダイヤモンド・オンライン

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世界のビジネスエリートは「悩む」ことにエネルギーや時間を使いません
世界レベルのビジネスエリートは「悩む」ことにエネルギーや時間を使いません(写真はイメージです) Photo:PIXTA

世界レベルのビジネスエリートたちは、強靭なメンタルを持つ、いわば“メンタルエリート”でもある。そんな彼らメンタルエリートの生態と彼らに近づくためのメンタルワークについて、実際に「元プロ外資系OL」として海外グローバル企業で働いてきたメンタルコーチの筆者が解説する。(著述家、キャリア&人間関係コーチ ずんずん)

メンタルパワーは何をしていても消費される

 こんにちは、ずんずんです。

 私たちは誰でも「心のエネルギー」というものを持っています。いわゆる精神力と言われるものです。

 これが、毎日の仕事を回していく上でも大きな原動力になっているものだと言えます。

 この精神力の単位をここでは「MP」とします。魔法とかを使うマジックポイントではありません。メンタルの力、メンタルパワーです。

 このメンタルパワーは何をしていても消費されていきます。

 仕事をしていても、上司に小言を言われても消費しますし、親から電話がかかってきて金の無心などされるとめっちゃ減ります。逆に、親しい友人と遊んだり、ジムで胸筋を鍛えたり、一人でカラオケに行ったりするとめちゃくちゃ回復していきます。

 こうして人は誰でも「100」のMPを心に備えています。

 あなたもメンタルエリートもそれぞれ持っているMPの大きさは同じです。

 しかし、この使い方とそれを作り出す能力の違いによって、凡人とメンタルエリートでは、日々のMPレベルに大きな差が生まれているのです。

凡人のメンタルパワーはすぐに減る

「いやいやそんなことないでしょ、メンタルエリートのMPとか53万ぐらいでしょ」とお思いかもしれませんが、あなたもメンタルエリートもMPは同じなのです。

 では一体、あなたとメンタルエリートの何が違うのでしょう?

 メンタルエリートはネガティブな感情にMPを一切使わずに、仕事や人生の難題にもポジティブに取り組んでいけるので、常にMP100の状態を維持できるのです。

 こんな心当たりはありませんか?

 朝起きて、「あぁ会社行くのが嫌だ」と嫌いな上司や同僚のことを思い浮かべ、ここでMPを2ぐらい消費します。そして、満員電車に揺られてオフィスに着いて、やる気が出ないながらもPCを立ち上げます。

 人によっては朝から立ち説教を食らったりする場合、「もう死にたい…」なんて考えてたらここでもうMPを50ぐらい消費しているわけです。

 ランチをちょっと食べて回復して、しかし、午後からの仕事で残り50のMPも同じように消費されていきます。そして、家に帰ったころにはヘロヘロになって、ソシャゲに課金して1日が終わるわけです。

 ソシャゲの課金によってMPは48ぐらいに回復しますが、また次の日同じように減っていってしまいます。

エリートのメンタルパワーは減っても即回復

 一方、メンタルエリートは嫌なことがあったとしても、ネガティブな感情をマネジメントできるので、基本的にMPが減りません。減ったとしても、すぐに回復することができます。

 彼らはMPをポジティブな感情から自動生成することができるからです。

 例えば、上司に激しく詰められて頭が真っ白になる経験って誰でもあると思います。こんな時でもメンタルエリートは大丈夫なのです。

 私がシンガポールで働いていた時、チームが1億円ほどミスをやらかしたことがあります。なぜ1億円もミスったのか?と賢明な読者の方は疑問に思うかもしれませんが、人生長く生きていると1億や2億やらかすものです。私が上司だったらこんな部下、絶対嫌ですが。

 ミスった我々に対して、上司は激しく詰めてきました。全面的に自分が悪いわけですから言い訳することもできません。ただ「申し訳ありません」を繰り返すサムシングに私は化してしまいました。

 そしてその壮絶な激詰めが終わり、私がヘロヘロになっていたところ、メンタルエリートな同僚が、

「さあ!どうやって挽回できるか考えよう!」

 と私に肩ポン(注意:肩にポンと手を置く)してきました。

 彼は精神攻撃が全く効かないタイプのレアキャラだったのです。私は彼がダメージを受けなさすぎてビビりました。今ならわかります。

 やるべきことがわかっている人間は外野の声に惑わされないのだと…。

 これってどういうことでしょうか?

悩むことにエネルギーを使わない

 今でこそ、私は会社をやめて日本に戻り、ライフコーチとして独立したわけですが、かつて起業すべきかどうか悩んでいた時期がありました。そんなとき、周囲の起業家の人たちに、自分が会社を辞めて独立するかどうか悩んでいることを打ち明けると、彼らの中の一人がこう言いました。

「悩むことにエネルギーを使ってるんですね」

 これを聞いた私は衝撃を受けました。

 その通りです。私は悩むことにエネルギーを使い、悩んでいることで何か生産的なことをしていると勘違いしていたのです。

 メンタルエリートたちは、「悩むことに意味がない」ということを知っています。彼らは自分がやりたいことがわかっており、それを実行するためにどうするかについてしか考えていません。

 悩むことに時間やMPを使っていないわけです。

 自分がやりたいことがわかっていれば、悩んでいる暇なんてありません。

 人生は一回きりで、悩むには短かすぎます。

 人には誰でもやるべき使命があり、それは「ライフミッション」と言われます。「人生の目的」とも言えるものです。

 このライフミッションがわかっていれば、もう悩むことにMPを使いません。

 では、あなたのライフミッションを考えていきましょう。

自分の「ライフミッション」を見つけよう

 そんなこといっても自分のやりたいことなんて忘れちゃったよ…という方もご安心ください。ライフミッションの見つけ方は実はとても簡単なのです。

『ずんずん式★壮絶メンタルトレーニング』(すばる舎刊)、すんずん著、272ページ『ずんずん式★壮絶メンタルトレーニング』(すばる舎刊)、すんずん著、272ページ

 ライフミッションは、「人生で最も感動した原体験」と紐づいています。

 早速、次の質問に答えてみてください。

・人生で一番感動したことはなんだろう?

・なぜその時が感動したのか?

・逆に一番悲しかったことはなんだろう?

・その時、心に決めたことはなんだろう?

 この時、受験や試験、就職に成功したことを挙げる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういったものは「幸せの前提」であって、「幸せ」そのものではありません。

 受験に成功して、有名大学に入って大企業に就職し、給料をもらう… それは社会一般で言われる「幸福の在り方」かもしれませんが、「あなた自身」の幸せではありません。

・誰かと出会えたこと

・誰かを失ったこと

・子どもが生まれたこと

・読んだ本、見た映画 海が、空が美しかったこと

 あなたが心を動かされたことに収入や学歴が関係あったでしょうか。

 すべてをとっぱらって、心から感動した瞬間を思い出してみてください。

 こうして、自分自身のライフミッションとつながることが、人生の喜びを作り出し、メンタルパワーを生み出す元になります。最近、仕事やキャリアのことでモヤモヤしている、と感じたら、ぜひ一度、上記のワークを行って自分自身について掘り下げてみることをおすすめします。ずんずんでした☆


※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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