PUBGもできるMSIの薄型ビジネスノートパソコン PS42

文●宮崎真一 編集●北村/ASCII編集部

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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自動オーバークロック機能のShiftを搭載
NVMe接続のSSDでストレージにも死角なし

 さて、冒頭でも述べたように、このPS42 8RCはi7-8550UとGTX 1050 Max-Qを搭載している。i7-8550Uは、4コア8スレッドの第8世代Coreプロセッサーで、定格クロックは1.8GHzと抑えめながらも、Turboboost Technology適用時の最大動作クロックは4.0GHzと十分高いパフォーマンスが期待できる。

 一方、GTX 1050 Max-Qは、NVIDIAが薄型ノートPC向けに展開する「Max-Q Design」に対応したGPUで、従来のノートPC向けGTX 1050に比べて動作クロックを抑えることで、消費電力や発熱の低減が図られている。

NVIDIAコントロールパネルからGPUのGTX 1050 Max-Qのシステム情報を見たところ。動作クロックは999MHzに抑えられている

 これらの冷却は、MSIが独自に開発した「Cooler Boost 3」というシステムを採用。このCooler Boost 3は、CPUから2本、GPUから1本のヒートパイプが伸び、それぞれを個別のファンが冷却する機構となっている。

また、Dragon Centerから「Shift」と呼ばれるパフォーマンスコントロール機能も利用可能で、ゲームや動画鑑賞といった場面に応じて適宜切り替え可能だ。

PS42 8RCに搭載されたCooler Boost 3では、CPUとGPUに個別にファンが用意され、それぞれがヒートパイプで結ばれている

Drogon Centerでは、パフォーマンスコントロール機能のShiftを、最高性能が得られる「Sport」、性能と消費電力のバランスの取れた「Comfort」、消費電力を抑えた「Eco」のそれぞれに指定できる

 ストレージは、NVMe接続でM.2タイプのSSDを1基搭載。その容量は512GBで、ゲームを何本もインストールするには少々物足りないかもしれないが、出先で軽くプレイするには十分の容量と言っていいだろう。そのパフォーマンを「CrystalDiskMark」で確かめてみると、シーケンシャルリードとシーケンシャルライトは、NVMe接続のSSDらしくかなり高い。

CrystalDiskInfo 8.0.0の実行結果。Kingston製で容量512GBのSSD「RBUSNS8154P3512GJ」が搭載されていた

CrystalDiskMark 6.0.2 x64でストレージのテストをしてみると、NVMe接続のSSDらしくかなり高い結果を発揮した

 サウンドは、キーボード上部のヒンジとの間にステレオスピーカーを搭載。その音質は筆者の主観であることを断ったうえで述べると少々“音が軽い”印象を受けた。ただし、付属サウンドアプリケーションには「Nahimic 3」(Version 1.2.4)を採用しており、ヘッドフォンを接続すればバーチャルサラウンドも利用できる。

付属サウンドアプリケーションのNahimic 3。音楽や映画、そしてゲームと場面に合わせたオーディオ設定の変更が可能だ

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