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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第67回

交換した名刺の情報を手軽にkintoneで管理

Eightの名刺データをkintoneで活用する方法

2018年12月18日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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ダウンロード用CSVファイルはスマホアプリからでも申請可能

 Eightに追加された名刺はkintoneにも追加しておきたい。たいして手間はかからないので、数日おきとか毎週金曜日のルーチンとして処理してしまおう。まずは、EightからCSVファイルをダウンロードして、名刺交換日の降順でソートする。これで、以前の交換日より新しい分をコピーし、新しいCSVファイルを作成。このファイルをアプリに読み込めばいい。

 ちなみに、Eightでダウンロード用CSVファイルを準備するには時間がかかるが、これはスマホアプリからでも申請できる。帰社途中にCSVファイルの作成を実行しておけば、PCを開いてすぐダウンロードできるようになる。

新しい名刺データをダウンロードしたら名刺交換日でソートし、新しい名刺をコピーする

新しいCSVファイルにコピーして、保存する

アプリの「・・・」→「ファイルから読み込む」で読み込む

新しい名刺を追加できた

 Eightはラベルで名刺を分類できるが、このフィールドもkintoneに引き継げる。そのラベルが付いているレコードには「1」と入力されているので、絞り込み機能でkintone上でも利用できるのだ。年賀状リストとかキーパーソンといったラベルを付けておけばビジネスに活用できる。

 プライベートで交換した名刺もEightに登録している場合、ラベルを付けてビジネスで交換した名刺と区別しておける。そうすれば、CSVファイルでダウンロードした段階で、プライベートの名刺を削除してインポートすることができる。

絞り機能で「ラベル」を抽出できる

特定のラベルの付いた名刺を一覧表示できた

 交換した名刺の情報をkintoneに手入力するのはとても手間がかかる。人力で完璧に入力してくれるEightを利用し、手軽に名刺情報を活用してはいかがだろうか。

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