十分なパフォーマンスを発揮する「Ryzen 5 2600X」
今回、紅谷さんがチョイスした「Ryzen 5 2600X」。実際にどのくらいのパフォーマンスを発揮するのか、上位モデルの「Ryzen 7 2700X」や定番CPUの「Core i78700K」とともに、ベンチマークを計測した【最新パーツ性能チェック227回】から、一部の結果を抜粋してみた。
日常用途と含めたシステムパフォーマンスを計測する「PCMark10」では、8027スコアーを記録し、「Ryzen 7 2700X」に次ぐ3番手に位置している。ワークロード別スコアーでも、2番手、3番手になっており、日常的に行うウェブ閲覧から、オフィスワークや写真などの編集、ゲームまでそつなくこなせる感じだ。
また、人気ゲームタイトルの「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」では、「Core i5-8600K」に迫る、フレームレートを出しており、ゲーミングPCのCPUとしても十分な性能を持っているのがわかるだろう。
電源回路周りが優れたMSI B450マザーをチョイス
紅谷さんのこだわりが随所に見えるRyzen 5ゲーミングPC。なかでもイチオシなのが、Socket AM4マザーボードのMSI「B450 TOMAHAWK」だ。
紅谷さんによると「1万円前後の価格帯のなかでは非常に優秀で、8コア16スレッドのRyzen 7と組み合わせても問題ない電源回路に、しっかりMOSFETを冷却する大型ヒートシンクを搭載しているのが最大の特徴です」とのこと。
そのほかにもマザーボード縁を彩るLEDストリップ機能、重量級ビデオカードを支える金属補強された「STEEL ARMOR PCI-E」、高クロックメモリーに対応する独自の回路設計となる「DDR4 Boost」なども搭載されているコスパ優秀な1枚になっている。
また、「B450 TOMAHAWK」はヒートシンクを含めて、ガンメタ(ガングレーメタリック)風のマザーボードカラーを採用しているのもポイントで、紅谷さん曰く、「このガンメタ(R32 GT-R風)が心に響くおじさんは結構多いですよ」とか。
そんなガンメタカラーにあわせて、メモリーも選んだ紅谷さん。シルバーヒートスプレッダーを装備するCrucial「W4U2666BMS-8G」(DDR4-2666、8GB×2枚)を組み合わせている。
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