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Windows情報局ななふぉ出張所 第129回

真の全画面に向けて:

「ノッチなしスマホ」の魅力と課題

2018年11月06日 16時00分更新

文● 山口健太

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●「真の全画面」を目指す方向を支持したい

 ただし冷静になってみると、どれも一般向けとは言いがたいアイデアであり、ノッチをなくすための仕掛けとしては電動スライドや両面ディスプレーは大がかりすぎます。どちらかといえば、実際に売れるかどうかはともかく、ノッチレスは各社の技術力を示すショーケースになっている印象です。

 一方で、ノッチレスを目指す努力は決してムダなものとは思いません。たしかにiPhone X以降、ノッチは見慣れたものになり、使い方によってはノッチが目立たないため、四六時中ノッチに悩まされるほどではありません。

 それでもOPPOのFind Xは、何物にも邪魔されずに全画面を使える心地よさがあります。あくまでバランスが大事ですが、真の全画面を目指すという方向性自体は支持したいところです。

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