事実上の専用マグカップ
まずは付属のロゴ入りマグカップだ。これがカッコよく、軽く、丈夫。サーモスみたいな中空断熱構造のステンレス製で、抽出中の保温やチリの侵入を防ぐカバーまで付いてくる(取扱説明書には、なぜかカバーの機能や用法についての説明はないのだが)。
マグカップは部品としても売られていて、番号はA-67468(ただしカバーなし)。このカップでないと、CM501DZはうまく機能しない。というのもカップを置く場所の窪みや高さは、カバーをした状態のマグカップにぴったり合わせて設計されているから、事実上の専用マグカップなのだ。
だからほかのカップはちょっと使いにくい。でも予備のマグカップを部品として買っておけば、何人かでうまいコーヒーは飲める。ただし、連続して抽出はできない。熱くなったヒーターに水を注ぐと、お湯が噴き出して危険だから。一度抽出したら、ヒーターを冷ますために5分は間をおかなければならないことになっている。
ちなみにカップのフタには、小さな「熱湯に注意」マークが入っている。ほかにも、コーヒーの粉を入れるトレイ収納部には「コーヒー豆」マーク、水を入れる部分には「水滴」マークが入っていて、このへんも普段と違って可愛さを意識しているような、していないような?