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SPORTS X Conference2018

2020年東京の先を目指すスポーツビジネスの未来

2018年11月26日 06時00分更新

文● 竹中玲央奈(リンクスポーツ) 編集● ガチ鈴木 /ASCII編集部

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会場からの質問「サッカーのロシアW杯では、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)というテクノロジーが新たに導入されました。このようなテクノロジーの発達によって、将来的には審判がいなくなる可能性も考えられますが、どのようにお考えでしょうか?」

尾形「面白いのは、ロシアW杯でVARが導入されたことによって、逆に審判がたくさん増えましたよね(笑)。審判がいなくなるかは定かではないですが、テクノロジーの導入によって、今回のように人が増えることで、現場がよりリッチになるのではないでしょうか」

小泉「間違いなく審判はいなくならないと思います。なぜかというと、審判はスポーツの試合を作り上げる中で、感動を与える一つの役割を担っています。テクノロジーが導入されても、結局のところは審判がジャッジする場面はかなり多いんです。例えば、サッカーにおけるハンドのジャッジでも、審判によって基準は異なりますから」

土井「正直、審判がいなくなるかは分からないですね。技術的には審判をなくすことは可能だと思います。もともとスポーツは審判がいなくて、キャプテン同士で話し合って判定を下している時代もありました。そのような時代の名残から、スポーツの価値を考えていくと、審判の人間性をどこかに担保しているほうが、競技の面白みは増すのではないでしょうか」

橋口「最後に、一言ずつメッセージをお願いいたします」

土井「スポーツの教育的価値を、英語や数学に負けないくらい大きなものをしていきたいと思います」

小泉「スポーツのアマチュアの部分をすべて変えたいと思っています」

尾形「スポーツ業界に希望を与えていきたいと思っています。そのために、私たちがまず成功することを目指していきたいです」

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