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楽しめるスマートウォッチとして人気

話題のディーゼル最新スマートウォッチ「Full Guard 2.5」を試した

2018年10月25日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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Full Guard 2.5を腕に装着した状態

 Full Guard 2.5のケース径は47mm。幅が広いベゼルや無骨なリュウズガードなど、ロックでオシャレな男性向けのデザインを採用。見た目は重く感じるかもしれないが、腕に装着するとしっかりとフィットし、昨年のモデル「Full Guard」よりも重さはあまり気にならない。

 バンド幅は24mm。ワンタッチで着脱可能なので、オプションとして販売されている純正の別売りバンドはもちろん、市販のバンドへ簡単に交換できる。ラグが長めで腕の形状にあわせて斜めになっているのも、フィット感の向上に寄与。本体裏に心拍センサーが追加されたが、装着時には出っ張りなどは感じないデザインとなっている。

正面から見ただけではわかりにくいが、ケースとベゼルのディティールを使い分けるなど、細部に渡ってデザインされている。心拍センサーが追加されたが装着時のケースの高さは、あまり感じない

バンド幅は24mmで、DZT2011はのステンレススチールの3連バンドにガンメタルIPを施している

バンドはレバー式で、カンタンに着脱可能

ラグが長めで手首にフィットするデザイン

 本体右側面にはボタンが3つあり、中央のリュウズタイプがホームボタン(=電源ボタン)、上下のボタンはアプリの起動などが割り当てられている。上下のボタンは、どのアプリもしくは機能を起動させるかは、カスタマイズで変更できるので、よく使う機能を割り当てておくと、操作手順を省けるので便利だ。

右側面にはボタンが3つ配置されている

左側面にはボタン類はない

 Full Guard 2.5の防水性能は「泳げる防水」で、高飛び込みやスキューバーダイビングなど水圧がかかるものは無理だが、ちょっとした水泳程度なら問題なしという。

 時計装着がオーケーなプールなら、Google Fitなどのアクティビティートラッカーを使って水泳のログも記録できる。もちろん、水圧がかからないように考慮すれば、洗面器などに溜めた水などで、汗で汚れたときはさっと水を流して清潔に保てるのもポイントだ。

 アクティビティートラッカーとしては、GPSも本体に内蔵しているので、単体で位置情報が検知/記録できる。ランニングやウォーキングに出かけるときに、連携させたスマートフォンを持ち歩かなくていいので、軽装ですむ。また本体のメモリーに音楽ファイルを保存して、Bluetooth接続のイヤホンを使えば音楽再生にも対応しているので、やはりスマートフォンの持ち出しは不要。

 ちなみにNFC-Fも搭載しており、Google Pay機能もオンにできるようにはなっているが、現時点でWear OS by GoogleのGoogle Pay機能が日本国内では対応していないので、利用はできない。国内でも対応するようになれば、モバイルペイメントも利用できる可能性が高く、コンビニなどでの買い物もスマートフォンが不要になる。今後のアップデートに期待したい機能だ。

新規に追加されたウォッチフェイスは心拍数が表示され、タッチすると計測を開始できる

 本体背面には心拍センサーを搭載し、装着しているだけで心拍数の測定が可能。Google Fitなどの計測アプリを使用すれば、定期的に計測してログとしてチェックできる。

「ZENダイアル」では心拍数でカラーが変わり、タッチすると水面のようなエフェクトがかかる

 心拍数の計測機能が搭載されたことに合わせて、新たにウォッチフェイスに「ZENダイアル」が追加されている。このZENダイアルは心拍数にあわせてカラーが変わるので、細かな数値をチェックしなくても現在どれくらいの心拍数なのかがわかるようになっている。またZENダイヤル自体は水面をモチーフとしており、画面をタッチすると波打つようなエフェクトもあり見た目にも楽しいデザインだ。

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