ポケットからサッと取り出してパシャ！
焦点距離39mm（35mm換算） IS050 シャッタースピード1/50秒 F/1.8
いつもどおりプレスパスを首からぶら下げているのに、手にはHUAWEI P20 Proだけ。違和感がアリアリな状態で、まずはピットウォークやイベント会場などをブラブラ。被写体に向けた瞬間に「ピタッ」とフォーカスがあってAIが最適なシーンを選択するので発色も◎。
焦点距離27mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/184秒 F/1.8
焦点距離140mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/170秒 F/2.4
焦点距離270mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/517秒 F/2.4
イベント会場に展示してあった、今年のル・マン24時間レースを制した「トヨタ TS050ハイブリッド」のLEDヘッドライトにズームをして撮影しましたがディテールが崩れず（上から1倍、5倍、10倍ズーム）。たくさんのファンがドライバーからサインをもらったり記念撮影する「ピットウォーク」ではスマートフォンのコンパクトさを活かし、周りのファンの撮影の邪魔にならないようにヒョイッヒョイッとすばやく撮影。それでも十分に記事に使えるものが撮れました。
トヨタ8号車のフェルナンド・アロンソ選手。サイン中、何かに驚いたのか目を丸くしている。（焦点距離210mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/100秒 F/2.4）
富士スピードウェイのイメージガール「クレインズ」。左から茜音里奈さん、村井瑞稀さん、藤間すずさん。(焦点距離48mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/642秒 F/1.8)
いざコースへ！ 結果から言うと「アリ」！
GTEProクラスの92号車『Porsche GT Team ポルシェ 911 RSR』（焦点距離135mm（35mm換算） ISO80 シャッタースピード1/100秒 F/2.4）
プレスパスとタバード（上から羽織るジャケット）とHUAWEI P20 Proでいよいよコースサイドに。今回比較的マシンとの距離が近い「レクサスコーナー」にてチャレンジしてみました。この時に使用したのは「800万画素の3倍ズームレンズ f/2.4 80mm」を活かしたズームでの撮影です。
LMP2クラスの36号車『SIGNATECH ALPINE MATMUT アルピーヌA470-ギブソン』（焦点距離205mm（35mm換算） ISO64 シャッタースピード1/50秒 F/2.4）
GTEProクラス51号車『AFコルセ フェラーリ488GT3 EVO』とLMP1-H 8号車『TOYOTA GAZOO RACING トヨタTS050ハイブリッド』（焦点距離135mm（35mm換算） ISO80 シャッタースピード1/100秒 F/2.4）
AI任せの「オート」でシャッター押しっぱなしの連写「バースト撮影」よりも、すばやくポチポチ撮影したほうがキレイな流し撮りができました。ズームは3～5倍が常用域で、3倍で撮って切り出して使うというのもいいと思います。さらに「Adobe Photoshop Lightroom」といった写真管理・編集ソフトで補正を加えればバッチリです。
8倍前後で撮影したもの（上）を「Adobe Photoshop Lightroom」にて補正（下）。（焦点距離221mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/142秒 F/2.4）
ゴール後の表彰式は、レースイベントでも人口密度が高いポイント。プレス撮影ポイントは設けられているものの、スペースは限られています。ファンや関係者にとってはなおのことです。HUAWEI P20 Proはスマートフォンでありながら、一眼レフに迫る画質と素早いAIのセッティングでスマートに素晴らしい瞬間を切り取れました。
2位でゴールしたアロンソ選手がシャンパンを下にいるチームスタッフに落とし渡す瞬間。同選手の表情に注目！「落とすぞ！ 受け取れよ！」と（無事にチャッチできました）（焦点距離125mm（35mm換算） ISO50 シャッタースピード1/50秒 F/1.8）
もちろん絶対的な画質面では一眼レフカメラには一歩譲りますが、それでも筆者の撮影機材の仲間に即導入したいと思える、満足度の高いスマートフォンでした。
