電話もメールもテザリングさえできる「カード」が登場した docomo
その姿が世間に公表されるやいなや、瞬く間に注目されたのは、NTTドコモが発表したカードサイズのケータイ、その名も「カードケータイ」だ。
NTTドコモの発表会では、吉澤和弘社長がカードケータイを名刺入れから出し、参加していたメディアを沸かせた。
薄さ約5.3mm、重さ約47gというサイズで、電子ペーパーを採用。まさに名刺を数十枚、重ねた程度の大きさに収まっている。実際に触ってみると、本当に薄くて軽い。これで通話ができるのか、半信半疑になってしまうが、ちゃんとVoLTEで通話できる。さらにブラウザやSMSにも対応する。
実際にネットサーフィンで様々なサイトを渡り歩くというのはかなり至難の技だが、SMSで飛んできたリンクをちょっと見るという程度であれば問題ない。操作時に「ピッ」という電子音もなんだか懐かしい気がしてくる。
そう、カードケータイはなんだか「古くて新しい」感じがするデバイスなのだ。
この連載の記事
-
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは -
第190回
トピックス
KDDI対ソフトバンク “快適な5G”競争に本気出す -
第189回
トピックス
ドコモはユーザーの期待を裏切らないよう、品質改善に資金をつぎ込んでいくべきだ -
第188回
トピックス
楽天・三木谷氏、モバイルの次は“AI” アマゾンとの違い強調 -
第187回
トピックス
能登半島地震、携帯キャリア“異例”の共同会見 ライバル同士が手を取り合い、復旧活動する時代に? -
第186回
トピックス
ソニーのXRは圧倒的に解像度が高かった アップルと違い、クリエイターに特化した作りに - この連載の一覧へ