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さくらの熱量チャレンジ ― 第27回

ユーザー体験を向上する画像変換サービス、開発元と導入企業の4氏にそれぞれの思いを聞く

ピクシブ×さくらの「ImageFlux」はどのようにして生まれ、メルカリやBASEはなぜ採用したのか

2018年11月06日 08時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 写真● 曽根田元

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ライブ配信をシンプル、手軽にする新サービス「ImageFlux Live Streaming」

 今回のImageFlux meetup #2では、現在開発中(アルファ版)のライブ配信サービス「ImageFlux Live Streaming」の“お披露目”も行われた。meetupメイン会場のさくら大阪本社から、ImageFlux Live Streamingを使って東京/福岡/札幌の各会場にライブ中継が行われたほか、時雨堂(同サービスのWebRTC技術を開発)、ピクシブの技術担当者による技術解説やデモンストレーションのセッションも催された。

 また、プライベートアルファ版のユーザーとしてピックアップの赤塚浩一氏が登壇し、これまでライブ配信環境の構築で苦労してきた経験談と、ImageFlux Live Streamingの使用感を紹介した。

ピックアップ(DMMグループ)のエンジニア、赤塚浩一氏

 ピックアップでは、女性ユーザーに特化したライブ配信アプリ「CHIPS」を今年5月まで提供しており、その中で、試行錯誤を繰り返しながら配信基盤を自社構築してきた。視聴者が短時間で急増/急減するライブ配信アプリでは、配信基盤のスケールをうまくハンドリングすること、また安定したパフォーマンスで配信することが難しかったという。自社構築の基盤だけでなく、当時提供されていたいくつかのSaaS/PaaSも検討したが、レイテンシなどの要件に見合わなかった。

 そんな試行錯誤を重ねてきた赤塚氏だが、ImageFlux Live Streamingを試用してみて「今までの苦労は何だったんだ!」と感じたという。APIを1つ叩くだけで配信環境が準備され、配信基盤のスケールなども考える必要がない簡単さを実現しているからだ。実際のユーザー環境を模した検証(Androidデバイスから配信し、Androidデバイスで閲覧する)でも、安定して4~6秒程度のレイテンシに抑えられており、「配信基盤として最高です」と赤塚氏は評価する。

 ピクシブの道井氏は、ImageFlux Live Streamingでは「シンプルで気軽に使える」配信サービスを目指していると説明した。現在提供中のプライベートアルファ版で機能検証を行ったのち、実サービスへの適用に向けて、スケーラビリティの検証や適切なビットレート設定などのノウハウ蓄積を行っていきたいと語った。

* * *

 ImageFlux meetupを開催する理由について、さくら秋元氏は、画像配信や画像変換で悩みを抱えるユーザーがImageFluxの存在を知るきっかけになればと語った。

さくらインターネット 秋元任泰氏

 「わたしがお客様にImageFluxをご紹介すると、『これこそ探していたサービスだ!』という反応を数多くいただきます。企業規模を問わず、画像変換に困っている方はまだまだたくさんいらっしゃるはずです。ただ、そうした方にリーチするのがなかなか難しい。こうしたイベントを繰り返し開催して、少しずつでもリーチできて行けたらいいですね」(秋元氏)

(提供:さくらインターネット)

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