このページの本文へ

最速の称号は誰に ミニ四駆ジャパンカップ2018 チャンピオン戦レポ

2018年10月20日 14時00分更新

文● アカザー 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ミニ四駆ジャパンカップ2018ジュニアクラス
優勝マシンをチェック!

 さて、話をレースに戻しますヨ!

 まずは「チャンピオンズ」に続き開催された「ジュニアクラス」です。このジュニアクラスは小学4年生から中学3年生までが参加できるクラスなのですが、そのどれもが大人のつくったマシンを軽くブチ抜くスピードをもつマシン。小中学生のハンパない集中力でつくられたマシンは、走りもハンパ無いってコトです!

参加者13名のなかには、昨年のジュニアクラスチャンピオンである米山さんの姿も

 ここまで勝ち残ったほどの速さと完成度を誇るマシンでも、大ジャンプ台と化したドラゴンバックの難易度は高く……レース中盤の3週目に入るころにはコース上に生き残っていたマシンは2台のみ! そして、終盤は加藤くんとの野上くんのタイマンレースに。そして最後は、4コースの加藤くんが2位の戸上くんに大差をつけてトップゴール!

ジュニアクラスのチャンピオンに輝いたのは、「水色とピンクと黒で塗り分けたボディカラーがお気に入り」という加藤くん

 12歳の加藤くんは、6歳のころからミニ四駆をはじめて今年でキャリアは6年。人生の半分をいっしょに過ごすほどハマっているミニ四駆ですが、はじめて2年目から参加したジャパンカップでは、ずっと思うような結果が出せなかったらしいです。それでも、ミニ四駆のことが好きで地元のサーキットに通ううち、仲良くなった常連客のお兄さんたちといっしょにレースをするようになり、公式レースでも結果が残せるようになったとのこと。

ミニ四駆をはじめて6年。ジャパンカップに参加するようになって5年目という加藤くん

 その成長は著しく、今年はスプリング東京1の決勝ヒートを皮切りに、ジャパンカップ東京1も決勝ヒート、そしてついにジャパンカップ掛川で優勝という、素晴らしいリザルト! この日もセミファイナルを勝ち上がり決勝ヒートに進む際に、加藤くんだけが電池交換ナシという選択するも、ふたをあけてみるとぶっちぎりのレース運び。

地元コースでいっしょに走っているお兄さんレーサーが、優勝後のピットに駆けつけ喜びを分かち合っていました。そうそう、こういう世代を超えた仲間ができるのもミニ四駆のイイトコロなんですよね

マシンは「サンダーショット Jr. クリヤーボディ」に、マスダンパーセットのシリンダー型を左右に1個ずつ配した、軽量化重視のセッティング

MSシャーシにハイパーダッシュPROモーターを搭載

【ジュニアクラス 優勝車スペック】
・ボディ:サンダーショット Jr. クリヤーボディ
・シャーシ:MS
・モーター:ハイパーダッシュPRO
・ギヤ比:3.7:1
・タイヤ:カスタムタイヤ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ