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最速の称号は誰に ミニ四駆ジャパンカップ2018 チャンピオン戦レポ

2018年10月20日 14時00分更新

文● アカザー 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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 どうも、すっかりロートルミニ四駆レーサーになってしまったアカザーです! ですが、そんなロートルレーサーのオレでも熱くなるのが、ミニ四駆日本一決定戦こと「富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018チャンピオン決定戦」!

 しかも、今年はタミヤ「ミニ四駆」30周年というアニバーサリーイヤー。熱いレースにならないワケがない!

 というワケで、10月14日に東京・お台場のMAGA WEBトヨタ シティショーケースで開催された「富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018チャンピオン決定戦」の模様をお届けします。

コースは20年ぶりの逆走レイアウトを採用

 毎年チャンピオン決定戦のコースレイアウトは、公式コースを少し変更して使用するのが通例。なので、今回の「富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018チャンピオン決定戦」でも、その数時間前に開催された東京大会EXで使用された「クラシックサーキット2018」のいくつかのセクションを変更して使用すると思いきや……なんと、走行方向が逆走になるとのアナウンス。MCガッツの解説によれば、チャンピオン決定戦で逆走が採用されるのは実に20年ぶりとのこと。えらいこっちゃ!

東京大会EX終了後に、「クラシックサーキット2018」がチャンピオン決定戦仕様に生まれ変わる!

 コースをよく見ると、スタート台の位置や「モヒカンストレート」「ドラゴンバック」など、いくつかのセクションも入れ替わっています。逆走というコトを考えたら、これはもはや別のコースなんじゃ? ていうか、いつも以上に一発のセッティング能力を求められるチャンピオン決定戦になる予感。

 この新レイアウトで、コースアウトがいちばん多いだろうと予想される難所と化したのが、グライドバンク20を下ってスピードがのるところに移設されたドラゴンバック。ジャンプセクションはこれまで同様の1ヵ所とはいえ、進入スピードがかなり速くなり、以前のフラットぎみなレイアウトに合わせた高速セッテシングのマシンを殺しにくる恐ろしいセクションが爆誕。今年のチャンピオン決定戦はサバイバルレースの予感しかしねぇ!

コース完成後の恒例の儀式。凄腕ミニ四駆レーサーであるタミヤスタッフによる試走で、新生ドラゴンバックでの大ジャンプ! 高っ! 試走から死相が見える(笑)

この今年のジャパンカップ公式コース「クラシックサーキット2018」の使用は、同日の午前中~午後イチで開催された東京大会EXで終了

チャンピオン決定戦で使用されるコチラのレイアウトは当日の朝に知らされ、しかも20年ぶりの逆走ということが明らかに

今年のコース攻略のキモであり基本だったロッキングロード。この場に勝ち上がってきたマシンは、ここをフツーのストレートのようにハイスピードをキープしたまま抜ける

 では、以上の改修ポイントを踏まえて、いきなり「チャンピオンズ」から見てみましょう。このクラスは2年ほど前からはじまったクラスで、公式レースのオープンクラスで優勝経験のあるレーサーたちによるクラス。つまり、手練れのミニ四駆レーサーたちによるクラスというコト。このクラスの完走率でこの新しいレイアウトの、特に“死のジャンプ台”と化したドラゴンバックの破壊力を占うことができるってワケですヨ。

公式レース会場で見たことのある顔だらけ。腕利きのミニ四駆レーサーたちによる「チャンピオンズ」

 数ある優勝経験がある腕利きレーサーでも、1週目のドラゴンバックでいきなり1台がコースアウト! そして、レース終盤の4週目にコース上に残っていたのはわずか2台のみというサバイバルレースに。やはり、いきなり出現した大ジャンプセクションに1発で合わせるのは、腕利きのレーサーでも難しいようです。

サバイバルレースを征して、今年のチャンピオン・オブ・チャンピオンズに輝いたのは安楽選手。おめでとうございます!

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