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RQやイベントも! スーパー耐久で5時間レースを楽しむ方法

2018年10月11日 17時00分更新

文● クリハラジュン 撮影●クリハラジュン

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最終戦を待たずにチャンピオンが確定!

 今回のもてぎ戦の次は最終戦・岡山国際サーキットなのですが、順位次第でココで年間チャンピオンが決定するクラスもありました。レースは中盤まで比較的平穏に進んでいきましたが、残り2時間を切ってから各所でトラブルやアクシデントが発生。ST-2クラスでは耐久レース上位入賞の必須要素である「燃費の良さ」が光るディーゼルエンジンを搭載した17号車「DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D」が、マシントラブルで出火。ピンクカラーで目を引くST-Xクラス83号車「Phoenix Racing Asia R8」は、シーズン初優勝間近で追い越し禁止区間での追い越しによるペナルティーでピット10秒ストップが命じられてしまいました。

 優勝したのはレースクイーンでも人気1番の、3号車「ENDLESS GT-R」。3位入賞した99号車「Y's distraction GTNET GT-R」は最終戦を前に、2014年以来のST-Xチャンピオンに返咲きを果たしました。

 他にも「ホンダ・シビック」「アウディ・RS3」「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」をベースしたレーシングカー達で競う「ST-TCR」クラスの97号車「Modulo CIVIC TCR」が、2位でチェッカーを受けてクラスチャンピオンが決定しました。

 「トヨタ・86」や「ホンダ・S2000」などのコンパクトスポーツカーが競う「ST-4」クラスでは86号車「TOM’S SPIRIT 86」がシーズン4勝目という圧倒的な強さで、こちらも最終戦前に2年連続クラスチャンピオンを決めました。

 筆者的に注目したのは「レクサスRC」や「トヨタ・マークX」といった高級車勢がエントリーしている「ST-3」クラス。

 このもてぎがホームコースである62号車「DENSO Le Beausset RC350」。後半のピットストップでエンジンスタートに時間がかかり、トップから2位に。残り1時間で30秒以上の大差をつけられていましたが、残り10分で大逆転し今シーズン初優勝を飾りました。ちなみに62号車のドライバーの一人、宮田莉朋選手はSUPER GTで活躍する傍ら、筋金入りのゲーマーでもあります。

 最終戦・岡山国際サーキット戦は11月3〜4日(土・日)開催です。サーキットはこのようにレース以外にも楽しめる要素がたくさなるので、ぜひ観戦しにいってみてください。

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