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末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第208回

英国でも端末代込みのわかりにくい携帯料金に非難が集まる

2018年10月05日 12時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ASCII編集部

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英国と言えばBrexitでローミング料はどうなる?

 さて話題は少し変わり、英国といえば「Brexit」。欧州連合(EU)から離脱することで、EU域内で実現しているローミング撤廃のメリットが危ぶまれている。

 単一のデジタル市場を目指すEUは、悲願のローミング料撤廃を2017年6月に実現している。英国はそもそも単一通貨にも参加していなかったが、現時点では予定どおりに2019年3月末に離脱し、移行期間の2020年末が終わると、EUのキャリアはユーザーが英国で利用した場合、逆に英国のキャリアは英国外での利用に対して、ローミング料金を課すことが可能になる。果たしてどうなるだろうか。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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