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東京ゲームショウ2018レポート 第41回

「Déraciné」や「みんGOL」など注目作が人気!TGSのPS VRコーナー体験レポ

2018年09月23日 11時30分更新

文● ジサトラ ハッチ

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 サンソフトが開発した「DARK ECLIPSE(ダークエクリプス)」は、両手に持ったPS Moveで3体のキャラを掴み移動させ、拠点を築き、敵を倒し、敵陣地を落とす、直観操作のMOBAゲーム。

 まず、プレイヤーが行なうことは、3体のキャラクターを操作して、プレイエリアにある木を切らせ、素材を集めて拠点を築くこと。拠点内で敵と戦う場合、拠点から援護攻撃などが行なわれたりと、有利に戦闘を進めることができるので、この拠点づくりは重要だ。

カジュアルマッチとランクマッチ、AIとの対戦、フレンドとの対戦が用意されているようだ

 キャラクターの移動は、各キャラクターの上にあるアイコンを掴んで、移動させたい場所に置くだけと、かなり直観的。たとえば、スキルを使いたい場合もこのアイコンを掴んでからPS Moveのボタン操作で行なう。

マップは広いので、遠くにキャラを配置したい場合は、Moveボタンでマップごと移動する必要がある

 操作自体は割と簡単に行なえるが、リアルタイムに敵が進行したりするため、複数のキャラクターをどう動かすかを、考えながら進める必要があり、なかなかに忙しい。大型な敵には複数人であたる必要もあり、判断力も必要だ。

 PS MoveのMoveボタンを押しながらの操作で、マップを自由に移動でき、俯瞰する神様視点のため酔いも少ない。MOBAはじっくり頭を使って戦闘するため、360度世界に没頭できるMOBAには合っている。

 本格的な戦略ゲームをVRでプレイしたい人にはオススメだ。

災害現場の緊張感がリアルに味わえる

 災害に遭遇した主人公が生き抜く様を描いたシリーズ最新作「絶体絶命都市4 Plus」のVRモードを体験。災害に合い壊れかけたリアルな現代の町が360度に広がり、高い臨場感をもたらしてくれる。

 町を歩いていると、今にも倒壊しそうなビルが軋む音が聞こえたりと、緊張感は抜群。Google Mapのストリートビューのように、移動できる場所を向くと移動するかどうかメッセージが表示され、〇ボタンで移動する。

 突如として崩れるビルの壁が迫る様は、かなり恐ろしい。本シリーズを今までプレイした人も新鮮な気分で味わえるだろう。

歩いていたら鉄橋が突然崩れ、滑り落ちた!こういった驚く仕掛けが随所に見られ、おもしろい

 そのほか、懐かしの音楽をダンスを題材とした「スペースチャンネル5」のVR版「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」など、数々のVRゲームが楽しめる。

 今年のPS VRコーナーは、ジャンルの幅が広いと感じた。今までのガンシューティングなどは合わなかったなぁ~と思っている人も、一度体験してみることをオススメしたい。

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