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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第145回

マキタの電動ノコギリを買ったら剪定が簡単になりました

2018年09月18日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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レシプロソーに決めました

 迷ったときは専門家に聞くのが手っ取り早い。ということで店員さんに「枝を切りたいんですけど、レシプロソーとマルチツールで迷ってるんですよね」と伝えたら、「ああそれならレシプロソーですよ」と即答でした。理由は、レシプロソーはパワフルで、シルエットがほっそりしているため枝の間など狭いところでも扱いやすく、力を込めやすいので太めな枝もガシガシと切ることができるからとのことです。

 対するマルチツールは、下面に飛び出した軸に刃を取り付けるため全体が大き目で、刃を振動させて切るので枝を切るには力不足。刃の位置がセンターにないので力も入れにくく、どちらかというと細かい細工をするのに向いているのだそう。

 というわけで購入するのはレシプロソーに決定! 駆動電圧が10.8Vと14.4V、18Vのモデルがありましたが、家にあるバッテリーは14.4Vと18Vなのでどちらかにします。カタログを見てみると18Vのモデルは14.4Vのモデルに比べて切断能力が倍以上高く魅力的ではあるものの、そのぶんお値段も高い。そんなに太い幹を切るわけじゃないし、なにより18Vモデルは大振りなので14.4Vの方にしました。

マキタの14.4V充電式レシプロソーを購入しました。木工用の刃が1枚付属しています

 購入したレシプロソーは、14.4Vの充電式バッテリーで動作する「JR144DZ」というモデル。木工用の刃が1枚と六角レンチが付属し、バッテリーや充電器は別売です。同梱されているJR144DRFというモデルもありますが、家にあるバッテリーを使うため付属しないものにしました。

 刃が前後するストローク長は13ミリで、ストローク数は毎分0~3000回の無段変速となっています。厚さ50ミリまでの木材や直径50ミリまでのパイプの切断が可能で、家の柱を切ろうっていうわけじゃないですし、ワタシ的には十分すぎるぐらいのスペックです。重さは3.0Ahのバッテリーを取り付けた状態で1.6キロなので、片手で扱うことも可能です。

 付属している刃は木材の切断能力が10~100ミリとなっていますが、本体のスペックが50ミリまでなので、10~50ミリの木材に対応という感じです。木の枝をカットするにはちょうどいいですよね。

 刃はネジで固定するため工具不要のワンタッチで交換できるタイプに比べるとちょっとめんどうですが、ネジを1本緩めたり締めたりするだけなのでさほどの手間でもありません。

先端に刃を差し込み、固定用のボルトを付属の六角レンチで締め付けます

 ここであれっ? となったのが六角レンチ。取扱説明書には標準付属品として六角棒レンチ3というのが書かれているんですが、箱の中に入っていません。むむ、もしかして欠品? と思ったんですが、説明書をよく見たら六角棒レンチの収納という項目がありました。本体にくっついていたのです。疑ってごめんなさい。

刃の交換に必要な六角レンチはグリップ下部に収納されています。割と目立つので、見逃すのなんてワタシだけかもしれないですけど

 刃を取り付けたらバッテリーを装着します。この3.0AhのバッテリーBL1430Bの場合で、1回の充電につき木材(2×4インチ)なら約45本、鋼管(外径25.4ミリ、厚さ1.2ミリ)なら約125本、塩ビ管(外径48ミリ、厚さ4ミリ)なら約240本カットすることが可能です。切りたい枝は太くても直径が2センチ程度なので、100本ぐらいは余裕で切れそう。

バッテリーの装着はワンタッチ。カチンと止まるまでスライドさせます

グリップの下部にある電池マークのボタンを押すと、充電状況のチェックができます

試しに18Vのバッテリーをつけてみましたが、ここまでしか入りませんでした。見比べてみたら溝の形が違いました。よくできてますね

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