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Windows情報局ななふぉ出張所 第121回

画面の縦横比(アスペクト比)と持ちやすさの関係:

ソニーXperiaでわかる スマホの「横幅」が重要なワケ

2018年09月11日 09時00分更新

文● 山口健太

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■まだ流動的な縦横比(アスペクト比)

 ドイツ・ベルリンの見本市「IFA 2018」では多数の最新スマホが展示されましたが、本体前面のほとんどを表示領域にする「フルビュー」のトレンドは続いており、画面上部の切り欠き(ノッチ)デザインも当たり前になってきました。

IFA 2018に展示された最新スマホ(IFA 2018に展示された最新スマホ(左上=HUAWEI Mate 20 lite、右上=honor Play、左下=シャープのOLEDスマホ、右下=ZTE Axon 9 Pro)

 画面の縦長化は18:9で落ち着くのでしょうか。ファーウェイは18:9よりも縦長の「19.5:9」を採用することで、Mate 20 liteは75.3mm、honor Playは74.3mmという横幅で6.3インチの大画面を搭載しています。

 ただ、いくら横幅が持ちやすいサイズを維持しているとはいえ、画面があまりにも縦長になると、本体の長辺方向の長さが気になってきます。19.5:9のスマホでは、ノッチの採用を含め、上下ベゼルの狭額縁化は必須といえます。

 ノッチの存在に賛否両論はありますが、スマホの画面を少しでも広げようという試みはまだまだ続きそうです。

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