バッテリーや防災ラジオの備えも
また今回の災害の教訓として、非常時に備え、自宅などに大容量のモバイルバッテリーを備えておくこともおすすめしたい。
災害に備えて非常食と懐中電灯、ロウソクを常備しておくといいと言われているが、スマホがあれば懐中電灯の代わりにもなる。まずはスマホの電力を確保するという意味でも、モバイルバッテリーは備えておいた方がいい。できれば家族の分もあれば安心だ。
災害発生後、数時間後には避難所やキャリアショップなどで充電サービスが提供される。それまでの「つなぎ」として、モバイルバッテリーが有用だ。
ただ、北海道の地震では「場所によっては1週間停電になるかもしれない」という話もある。東日本大震災の現地で取材した際、「いつまた余震が来るかわからない。作業しながら情報を得るのにはラジオが便利だった」という話を聞いた。
スマホは便利だが、ずっと画面を見続けなくては情報収集できない。
作業をしながら情報を集められ、乾電池で稼働するラジオも備えておくとさらに安心だろう。
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