このページの本文へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第497回

ちょっと楽しいお知らせガジェット「TIMEBOX-MINI」を衝動買い

2018年09月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

スマホアプリからアイコンや
アニメなど各種機能の設定を行う

 さて、TIMEBOX-MINIでスマホとBluetooth接続して使用するには、専用アプリである「Divoom Smart」をスマホにインストールする必要がある。iOS版とAndroid版の両方が用意されている。筆者は両方のアプリをインストールして試してみたが、記事中の画像はAndroid版を使用した。

 まずはアプリを起動してみよう。ピクセルチャットやピクセルアートのデザインデータをTIMEBOX-MINIを持っているユーザー間で共有したいなら、アカウント登録が必要だ。こういったSNS機能は不要で、TIMEBOX-MINIを自分専用のお知らせ機器として使うだけなら、ゲストログインもできる。

まずはスマホにTIMEBOX-MINIと連携するアプリ「Divoom Smart」を導入

まずはスマホにTIMEBOX-MINIと連携するアプリ「Divoom Smart」を導入

登録ユーザー間でピクセルアートの交換などのSNS活動をする場合は、アカウントを登録する

登録ユーザー間でピクセルアートの交換などのSNS活動をする場合は、アカウントを登録する

 TIMEBOX-MINIの電源を入れてBluetoothをオンにしたスマホからTimeBox-miniを探して登録すれば、スマホとTIMEBOX-MINIとの接続は完了だ。スマホの画面上にはTIMEBOX-MINIとスマホでできることのアイコンが9個並んだトップメニューが表示される。

本体の電源をオンするとすぐに周囲のBluetoothデバイスを探しに行く

本体の電源をオンするとすぐに周囲のBluetoothデバイスを探しに行く

DLした専用アプリを起動してTIMEBOX-MINIを見つけたらペアリングする

DLした専用アプリを起動してTIMEBOX-MINIを見つけたらペアリングする

アプリ側に基本メニューが表示されれば設定はすべて終了。非常にカンタンだ

アプリ側に基本メニューが表示されれば設定はすべて終了。非常にカンタンだ

 専用アプリ「Divoom Smart」の先頭に表示される画面アイコンをタップすることで、スマホの画面に表示されるピクセルを指先でタッチし、自由に好きな表示カラーを選択して静止画やアニメーションのピクセルアートを描くことができる。完成したピクセルアートは、お知らせの内容に応じたアイコンとして使用したり、チャットなどでも活用できる。

基本メニューには全部で9個の機能と、最下段にこのホーム画面に戻るや時刻表示のバリエーションの選択、ピクセルチャットや設定画面などを呼び出すアイコンがある

基本メニューには全部で9個の機能と、最下段にこのホーム画面に戻るや時刻表示のバリエーションの選択、ピクセルチャットや設定画面などを呼び出すアイコンがある

画面メニューで、スマホ上でのピクセルお絵かきがリアルタイムでTIMEBOX-MINI上のLEDに反映される。全部で121ピクセル(11×11)、16Mカラーで表現できる

画面メニューで、スマホ上でのピクセルお絵かきがリアルタイムでTIMEBOX-MINI上のLEDに反映される。全部で121ピクセル(11×11)、16Mカラーで表現できる

 動画(アニメーション)は、ギャラリーに収録されている多くのサンプルや自作の静止画アイコンを基本にしてフレームコピーを行い、少しずつ変更を加えるという安直な手法でも、カンタンにおもしろいアニメーションができるのでなかなか楽しい。

ギャラリーには多くのサンプルピクセルアートが登録されており、これらを使って拡張系を自分で作成できる

ギャラリーには多くのサンプルピクセルアートが登録されており、これらを使って拡張系を自分でも作成できる

121ピクセルもあれば意外と表現できることに驚く。何事も繰り返しの努力とセンスだ

121ピクセルもあれば意外と表現できることに驚く。何事も繰り返しの努力とセンスだ

アニメーションも既存の静止画ピクセルアートをコピーして並べて、部分的に変化を加えることで意外と楽しくかつカンタンに作成できる

アニメーションも既存の静止画ピクセルアートをコピーして並べて、部分的に変化を加えることで意外と楽しくかつカンタンに作成できる

 そして、4番目のメニューであるツールの中には、通知、プランナー、記念日カレンダー、ストップウォッチ、スコアボード、ゲームが用意されている。筆者は、プランナーの大事なメニューのひとつとして絶対に欠かせない愛犬との散歩があるので、まず愛犬のイメージを静止画のピクセルアートとして作成してみた。

プランナー用にわんこの散歩アイコンのピクセルアートを作った。自己満足!

プランナー用にわんこの散歩アイコンのピクセルアートを作った。自己満足!

 通知はスマホのお知らせ機能の中から、TIMEBOX-MINIで表示告知させたい任意のメニューを選択するだけだ。筆者は Facebook、電話の受信、不在着信、LINEなどのお知らせを、スマホが少し離れた別の部屋にあってもTIMEBOX-MINIが知らせてくれるように選択設定した。

ツールに分類することに疑問のあるモノもあるが……いろいろ遊べる

ツールに分類することに疑問のあるモノもあるが……いろいろ遊べる

筆者の使っている通知はFacebookと着信、不在着信、LINEの4つ

筆者の使っている通知はFacebookと着信、不在着信、LINEの4つ

 TIMEBOX-MINIを使って音楽をプレイバック中や天気予報を見ている際にも、LINEやFacebookの着メッセージがあるとアプリのアイコンが着信音とともに全画面表示されるので、家族や友人からの大事なメッセージを逃すことはない。

何をしていても、LINEの着信があるとこのLINEアイコンが音とともに表示される

何をしていても、LINEの着信があるとこのLINEアイコンが音とともに表示される

 また、プランナーから1日のおよその予定とやるべきタスクを事前設定しておくと、その時間になれば通知で教えてくれる。記念日カレンダーは忘れてはならない、家族の誕生日や結婚記念日などをアイコンとともに事前設定しておくだけで、間違いなく知らせてくれる。

早速、プランナーで午前中のタスクを書き出してみた。先ほど作ったワンコのピクセルアートがうれしい

早速、プランナーで午前中のタスクを書き出してみた。先ほど作ったワンコのピクセルアートがうれしい

 ストップウォッチやスコアボード、ゲームなどもよく考えられてはいるが、使い方や目的によれば素直にスマートウォッチを使ったり、スマートスピーカーのお世話になったほうが便利なモノもある印象だった。

ツールのストップウオッチは、あまり使い道が思いつかない。複数人が参加中の会議室で活用するかな……個人的にはカウントダウンタイマーのほうがありがたい

ツールのストップウオッチは、あまり使い道が思いつかない。複数人が参加中の会議室で活用するかな……個人的にはカウントダウンタイマーのほうがありがたい

スコアボード。これも想像力に乏しい筆者は、具体的な使いかたを想定できなかった

スコアボード。これも想像力に乏しい筆者は、具体的な使いかたを想定できなかった

スロットやサイコロゲーム、レースなどをスマホを振ったりして楽しめる

スロットやサイコロゲーム、レースなどをスマホを振ったりして楽しめる

 TIMEBOX-MINIのアプリの中で特徴的なのは、睡眠というタイトルのメニューアイコンだ。寝る前の寝室などで、経過時間によるオートパワーオフを設定し、事前導入されたヒーリングBGMの効果音や、スマホに収納しているお気に入りの音楽を寝付くまでの間プレーバックしてくれる機能だ。

常に寝つきが良く、ヒーリング系の趣味が無い筆者には評価できないが……確かにたしかに洞窟や瞑想は眠りを誘う雰囲気だ

常に寝つきが良く、ヒーリング系の趣味が無い筆者には評価できないが……確かにたしかに洞窟や瞑想は眠りを誘う雰囲気だ

 もちろん、TIMEBOX-MINIは就寝前のヒーリングミュージック再生だけではなく、スマホに収録したお気に入りの音楽プをプレイバックする外部スピーカーとしても十分活用できる。

単なるBT無線の外部スピーカーとして使えるのは、非常に分かりやすい。音はブービーだが、BGMとして聴くなら背面に音圧が排出されるスピーカーもなかなかグッド

単なるBT無線の外部スピーカーとして使えるのは、非常に分かりやすい。音はブービーだが、BGMとして聴くなら背面に音圧が排出されるスピーカーもなかなかグッド

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン