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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第23回

【鉄板&旬パーツ】パーツ店員オススメのケースファンはコレだ

2018年08月25日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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LEDの制御は3種類ある

 続いてはLEDファンの制御だが、これは3種類に大別できる。1つめは、シンプルゆえに最も導入と運用がラクな物理スイッチによる制御。2つめは、マザーボード制御。これはマザーボード上に備える+12、R、G、B(汎用LED 5050)の4ピンヘッダー(最近はアドレス指定制御の3ピンヘッダーもある)経由や、同じメーカーのビデオカードや対応する周辺機器などと連携可能だ。そして3つめが、CorsairやThermaltake、NZXTといったメーカーの独自規格制御だ。

 最近の主流はマザーボードが備える機能だ。UEFIやメーカー提供のソフトウェアから制御できてダントツに扱いやすい。ASUS「Aure Sync」やASRock「RGB LED」、MSI「Mystic Light Sync」などがこれに該当する。

 もうひとつの流れがメーカー独自制御となる。価格は高めになるが発光パターンが豊富で、LEDカラーを個別に指定できるアドレス指定制御の製品も増えている。OS上からのソフトウェア制御に対応する製品が多く、メーカーによってはLEDだけでなく、ファン回転数の制御やPC全体のモニタリングなどの機能が統合され、なかなか便利になっている。

物理スイッチタイプでも、複数の発光パターンを備えるモデルがある。スイッチ自体がケース内部にあるため、気分で発光色やパターンを変更するのには不向きだ

CorsairやThermaltakeも、一部のモデルは物理スイッチ制御を採用している

Corsairは、LEDソフトウェア制御用のハブを追加することで、統合ソフトウェア「iCUE」上でのLED制御が可能になる(対応モデルのみ)

ASUS「Aure Sync」の画面。発光色やパターンをOS上から設定できるマザーボードが増加中だ

豊富なプリセット(画像はLL120 RGB接続時)を備え、使い勝手も良好なCorsairの最新統合ソフトウェア「iCUE」

Thermaltake「Riing Plus RGB」シリーズなどでは、LED制御だけでなく、ファン回転数の制御も可能だ

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