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4億円超のスーパーカーも来た! あのGumball3000が日本で開催!

2018年08月17日 17時00分更新

文● クリハラジュン 撮影●クリハラジュン

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車両価格4億円超!
ついに姿を見せたハイパーカー!

 やや暗くなりはじめたところでゴール前がひときわ騒がしくなった。日本からエントリーした57号車の「ブガッティ・シロン」がやってきたからだ。

この囲み具合に注目! シロンの写真をSNSに上げればたちまち人気者に

 「ブガッティ・シロン」は世界限定500台、ベース車両価格で約3億円と言われているハイパーカーだ。日本だとZOZOTOWN社長の前澤友作氏が所有していることで有名だ。1500馬力を発揮する8.0L W16クワッドターボエンジンはリミッターである420km/hまであっという間に加速していく。今回エントリーした個体はこのイベントギリギリに納車されたばかりとのこと。筆者が知る限りで日本登録されているのは3台目だ。内外装の色からシートなど細部までオーナーの好みで注文ができるので輸送費込で4億円以上になってしまうそうだ。

 シロンに負けず劣らずのレア車として、こちらも日本からのエントリー「アルファ・ロメオ 8C ディスコ・ヴォランテ・エディション」。世界でたった8台しか生産されていない。「ディスコ・ヴォランテ」はイタリア語で「空飛ぶ円盤」という意味。

世界一のカーYoutuberも到着!

 夜7時半過ぎにつや消し蛍光緑の「メルセデスAMG GT R」が到着した。カーナンバーは「150」。日本のGumballファンが一番到着を待っていたクルマなのだ。ドライバーの名前はティム・バートン。SNSでは「Shmee150」という名前で、世界中のスーパーカーの映像を発信するインフルエンサーとして世界中にファンがいる人物。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は135万人!

到着するやいなや、人だかりが発生。Shmee氏は時間が許す限りステッカーや自撮り写真に応じていた

 地元ロンドンには「メルセデスAMG GT R(ロンドン〜ボローニャまでは自身の愛車で移動)」、「マクラーレン 675LT スパイダー」、「アストンマーチン GT8」、「ポルシェ911 GT3」、「BMW M5」、「フォード・フォーカスRS(色違いで2台所有)」、「ミニクーパー」を所有しており、更に「フォードGT」、「新型TVRグリフィス」、「マクラーレン・セナ」を納車待ちしているカーセレブリティなのだ。

 日本ではメルセデス・ベンツによりこのAMG GT Rが貸与され東京を目指した。僅かな時間であるが本人に話を聞くと「けっこう道に迷ってしまいゴールが遅れてしまったよ。けどYouTubeを見てくれているファンがたくさん待っていてくれてうれしい!」とYouTubeで見るのと同じ満面の笑みで話してくれた。

こちらも人気カーYouTuber「POG」氏のランボルギーニ“POGINI”ウラカン・ペルフォルマンテスパイダー

ハイテンションで撮影に応じてくれたPOG氏。このクルマは大会直前に納車したらしい

予定がコロコロ変わって大混乱の最終日

手前のアストンマーチン・DB11に乗っているのは世界的R&Bシンガーのアッシャー氏

 8月11日は、最終目的地・東京に到着する日。当初は、お台場でのセレモニーが予定されていたが、安全上の問題でお台場周辺の倉庫にそのままクルマを入れて、参加者はバスで宿泊先(コンラッド東京)に移動する予定だった。

 ところが当日になって、SNSを通じてGumball側から「19時ぐらいに大黒PA」に向かうという連絡が送られてきた。朝突然決まったということで関係者は慌ただしくなった。夕方になるとSNSで「Gumballマシンが到着した」という書き込みと写真がアップロード。ファン達がにわかに騒がしくなったが、その数十分後に「パーキング閉鎖」という報が届いた。と同時に主催側から倉庫の住所がダイレクトメールで送られてきた。

 急ぎその場に向かうと派手なGumballカラーリングのクルマ達が次々と倉庫内に入っていった。ファンも来ており、事故やトラブルを防ぐ目的で警察関係者もその様子を見守っていた。

日本国内のクルマなど一部はそのまま宿泊先のコンラッド東京に向かった

 翌12日の夜には、六本木にあるクラブ「1 OAK TOKYO」にて表彰式とフィナーレパーティーが行なわれ、20回目のGumball3000は幕を閉じた。

最優秀賞に相当する「Spirit of Gumball」を獲得した「チーム・デーモン」(中央左)写真に中央に「20」のユニフォームをきている人物が「Gumball 3000」創設者・マキシミリオン・クーパー氏

ドバイの「チーム・デーモン」。「Spirit of Gumball」を獲得!

「Spirit of Gumball」受賞チームに贈られたトロフィー。英国のラグジュアリーブランド「アスプレイ」が175時間かけて熟練した銀細工師が制作した

Gumball 3000が日本を選んだ理由

 日本が開催国となったのは、2019、20年に日本で行なわれる「ラグビーワールドカップ」と「オリンピック」を見据えたビッグチャンスだからだ。発信力が高い彼らにトレンドを先取りする形で日本を肌身で感じてもらい、発信し、より多くの外国人観光客を誘致してもらう狙いがある。

 過去には、交通違反や事故などのトラブルが起こっていた。日本で同様の事案が起こってしまったらすべてが台無しになってしまう。主催側は、走行ルートを各都府県の警察と協議し、万が一に備えての連絡網の確立、スタート前に参加者へ交通法規遵守の徹底を目的としたミーティングを行なっている。そのおかげで大きなトラブルは起こらずに進行した。

 「Gumball 3000」によって日本の観光産業にどれだけの効果があるかは未知数であるが、参加者のSNSやYoutubeを見ている感じでは日本でのドライブを楽しんでいるようだ。これ1回きりではなく、今後も日本での開催を期待してやまない。

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