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価格も11万138円からと比較的手の届く価格

AVユース最強のPCでNetflixを4K/HDR/ドルビーアトモス環境を楽しむ

2018年08月04日 10時00分更新

文● 鳥居一豊 編集●八尋

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手持ちのヘッドフォンでドルビーアトモスが楽しめる

 4Kテレビは価格も身近になってきたし、パソコン用ディスプレーとして4K表示やHDRに対応した製品も増えているので、導入は比較的容易になってきた。しかし、サラウンド環境となるとなかなかハードルは高い。予算の問題もあるし、なによりもスピーカーをたくさん設置する必要があり、ドルビーアトモスでは天井に設置する必要もあるからだ。より手軽なシステムもあるのだが、ここでは説明しない。

 Windows 10ならば、手持ちのヘッドフォンでドルビーアトモスが楽しめる。その名も「Dolby Atmos for headphone」。これはドルビーが提供しているヘッドフォンサラウンド技術で、Windows 10で使用するためには、アプリ「Dolby Acces」をインストールする必要がある。アプリ自体の価格は無料だ。

 Dolby Accessは、Windowsマシンでサラウンド音声を楽しめるようにするアプリで、AVアンプなどのサラウンドシステムと接続した場合に使用する「Dolby Atmos for Home Theater」のためのセットアップ機能もある。今回もこのセットアップ機能を使ったため、ドルビーアトモス音声の再生もトラブルなしでできた。

Windows Storeにある「Dolby Access」アプリの購入画面。アプリの価格は無料だ
「Dolby Access」を起動した状態。「Dolby Atmos for headphone」と「ホームシアター向けドルビーアトモス」が選べる
Dolby Accessで「ホームシアター向けドルビーアトモス」を選んだところ。接続した機器に合わせて、自動で設定してくれる

 いよいよ肝心のDolby Atmos for headphoneの紹介だ。ただし、この機能は有料で、1620円の課金が必要になる。体験使用もできるようになっており、Dolby Accessには体験用のデモコンテンツも用意されているので、効果を実際に確認してから購入できる。

 購入さえすませれば、後の設定は自動的に行なわれるので困ることはほとんどない。作業としては手持ちのヘッドフォンをパソコンの出力に接続するだけだ。テストトーンなどがきちんとヘッドフォンから再生されるようになっていればOKだ。

 Dolby Atmos for headphoneは、UHD Blu-rayやNetflixのドルビーアトモス音声のコンテンツのみ対応というわけではない。試してみたところ、ドルビーデジタルなどのドルビー社の音声フォーマットにも対応し、自動的にドルビーアトモスに近い立体音響にグレードアップして再生する。BD/DVDソフトの再生も5.1/7.1ch音声ならばドルビーアトモス化が可能。ドルビー以外の音声のソフトの場合は、再生ソフトの設定でリニアPCM変換出力を選べばいいのだ。

 そして、5.1/7.1ch音声のゲームもドルビーアトモス化して楽しめる。手持ちのヘッドフォンが使えて、アプリの課金も比較的安価なので、かなりハードルは低いはず。これで、Windowsで楽しめるコンテンツの音声のほとんどをサラウンド化して楽しめるようになってしまうのだ。ちなみに、家庭用の機器でこの機能が使えるのは、ゲーム機のXbox One S、Xbox One Xくらいで、一般のBDプレーヤーなどでは使えない。STYLE-C13N-i3-UHS-BDならば、ここまでできてしまう。前回「最強のAVコンテンツを楽しむためのマシン」などとおおげさなことをいったのは、これらが理由だ。

 最後にDolby Atmos for headphoneでドルビーアトモス音声のコンテンツを観た印象についても紹介しよう。サラウンド空間の広がりなどは使用するヘッドフォンの種類によって多少の差はあるが、前後左右に加えて高さ方向の音も再現するドルビーアトモスの音響はかなりリアルに再現される。強いていえば、真後ろの音がやや定位感があいまいに感じるくらいだ。方向感もかなり精密だから、音の移動もしっかりと感じ取れる。

 なんといっても、映画館のような大音量再生をしても家族や近隣の人々に迷惑をかけないヘッドフォン再生というのも大きな魅力だ。なかなか大きな音を出せない環境にいる人ならば、「Dolby Atmos for headphone」は強い味方になるはず。

 筆者の印象では、サラウンド空間の広がりを重視するならば開放型のヘッドフォンを使うと効果が大きい。実際にスピーカーを置いて視聴した場合と遜色のない再生ができる。さらに上を望むならば、パソコンと接続できるUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプを組み合わせるとさらに音質が向上するので、サラウンドの臨場感も倍増する。決して高価なヘッドフォンやヘッドフォンアンプを使わなくても、実力の高いモデルを選べばかなりハイレベルなサラウンドを楽しめるようになる。ついでに、USB DAC内蔵ヘッドフォンアンプがあると、パソコンでの音楽再生もより上質な音で楽しめるので、音楽好きな人にもおすすめだ。

STYLE-C13N-i3-UHS-BDは、エンタメ度も満点の魅力あふれるマシン

STYLE-C13N-i3-UHS-BDはUHD Blu-rayや動画配信サイトで4K/HDRの映画やドラマを楽しむパソコンに最適

 筆者も最近はスマホやタブレットを使う機会が増えているのだが、STYLE-C13N-i3-UHS-BDは最新のオーディオ・ビジュアルの楽しみにもしっかりと対応したエンタメ度満点のマシンになっていることに改めて驚いた。STYLE-C13N-i3-UHS-BDのような、UHD Blu-ray、Netflixも最高の仕様で楽しめるマシンはまだまだ数が少ないので、実に貴重な存在だ。さらにSTYLE-C13N-i3-UHS-BDならば、BTOでゲームも4Kで本格的に楽しめるハイスペックな性能にカスタマイズできるので、ゲーム好きな人にもおすすめだ。

 最近はすっかりパソコンを使うことが減ってしまったなぁ、と思っている人はぜひとも久しぶりにSTYLE-C13N-i3-UHS-BDの性能に驚いてほしい。

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