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AirPlay 2に対応、豊富なストリーミングサービスが利用できる

ネット再生に絞ってほぼ半額に、音質最優先のマランツ「NA6006」

2018年08月04日 13時00分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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クオリティーは譲らず、シンプルなネット再生をしたい人におすすめ

 音質に関してはS/N感の改善や音の立体感などで違いがあるとのこと。マランツの試聴室で従来機種(NA6005)と比較して音を聴いたが、確かに違いがある。NA6006とNA6005の間には、サウンドマネージャーの世代交代があった。ここもキャラクターの違いに関係しているとは思うが、音の質の部分も格段の進化を遂げているのが感じ取れた。ESS製DACらしい情報量が緻密で音離れのいい点、S/N感がよく空間の広さや奥行き感などにも優れている。低域には重量感があって、スケールの大きい音楽再生が可能だ。

 特に低域がずんと前に出る、腰の据わった音は澤田氏と尾形氏の趣向の違いが表れた部分かもしれない。逆に情報量の豊富さ、空間表現のリアルさ、明確な定位などはESS製DACを搭載したメリットだろう。例えばノルウェーの合唱団カントゥスが歌う「Fjellheim: Vuelie」(アルバム:Northern Lights、96kHz/24bit)では、同じソースを掛けているはずなのに、歌っている場所や録音自体が違うのではないかと錯覚するほどの違いだった。バランスも良く、曲想がよりストレートに感じ取れる印象があった。

ND6005とND6006の外観上の違いはわずかなのだが、フロント部のカーソルボタンの下にスキップボタンが付いた点は違いだ

 NA6006は1万円に満たないとはいえ、従来機のND6005より価格がアップしている。とはいえほとんど変わらない価格で、8000番台に迫る音が手に入ると考えれば、かなりお買い得な製品と言えるのではないだろうか。

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